食塩(精製塩)の大さじ1は約18g、小さじ1は約6gです。
容量は粉末調味料の基準どおり大さじ1=約15ml/小さじ1=約5ml。
粒が細かくサラサラしており、密度が高く重めに出やすいのが特徴です。
味はストレートで塩辛く、料理の基本基準として使われます。
📋 この記事でわかること
- 食塩の「大さじ・小さじ・ml」換算と塩分量
- 粗塩・焼き塩・岩塩との違い
- 減塩・代用・使い分けのコツ
- よくある質問(FAQ)
🧂 計量早見表(食塩)
| 区分 | g | ml | 塩分量(NaCl換算) | kcal(参考) |
|---|---|---|---|---|
| 大さじ1 | 約18g | 約15ml | 約18g(ほぼ100%) | 0 |
| 小さじ1 | 約6g | 約5ml | 約6g | 0 |
| 大さじ1/2 | 約9g | 約7.5ml | 約9g | 0 |
🧠 食塩の特徴と由来
● 精製塩とは?
海水を原料にイオン交換膜法などでナトリウム分のみを抽出し、水分を蒸発させて結晶化させた塩です。
日本で一般的な「食卓塩」や「塩化ナトリウム99%以上」の製品がこれに当たります。
- サラサラで湿気にくい
- 味がシャープで即効性がある
- 保存性が高い(固まりにくい)
- 雑味が少ない
● 他の塩との違い
| 種類 | 特徴 | 塩味の印象 | 向いている料理 |
|---|---|---|---|
| 食塩(精製塩) | 純度が高く塩辛い | シャープ・ストレート | スープ・漬物・パン生地 |
| 粗塩 | にがり分を含む | やさしい・甘み | 焼き魚・煮物・下味 |
| 焼き塩 | 水分を飛ばして軽い | 柔らか・軽い | 天ぷら・仕上げ塩 |
| 岩塩 | ミネラル豊富・硬質 | 複雑・深み | 肉・グリル料理 |
| 藻塩 | 海藻由来の旨味 | まろやか・旨塩 | おにぎり・和食 |
🍳 代用・使い分けのコツ
- 粗塩を使う場合 → 食塩よりやや軽いので1.1倍に。
- 焼き塩にする場合 → 水分が飛ぶため0.9倍で同じ塩味。
- 岩塩にする場合 → 粒が大きいため溶けにくい。溶かす用途には不向き。
- 藻塩で代用 → やや穏やかな塩味。1.2倍が目安。
💡 味の調整ヒント
しょっぱすぎた場合は、
・酸味(酢・レモン)を少量足す
・甘味(みりん・砂糖)でバランスを取る
・具材を少し増やして塩分を吸収させる
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 食塩と精製塩の違いは?
同じです。精製塩が正式名称で、「食塩」は市販商品名。
Q2. 塩分を控えたい場合、どのくらい減らせばいい?
大さじ1(約18g)はナトリウム約7.1g。
成人1日目標(6g未満)なら小さじ1強までが目安。
Q3. 固まりにくくする方法は?
湿気を防ぐため、密閉容器+乾燥剤を使用。
梅雨時はフライパンで軽く空炒りしてもOK。
Q4. 食塩で漬物を作る時の割合は?
野菜重量の2〜3%が標準。きゅうり1kgに塩20〜30gが目安。
✅ まとめ(要点)
- 大さじ1=約18g/小さじ1=約6g
- 精製塩=純度99%以上の塩化ナトリウム
- シャープな塩味で、計量は慎重に
- 減塩や風味重視なら粗塩・藻塩に代替も◎
