焼き塩の大さじ1は約13〜14g、小さじ1は約4.5gです。
容量は粉体調味料の基準どおり大さじ1=約15ml/小さじ1=約5ml。
加熱によって水分を飛ばして作られるため、同じ体積でも軽くサラサラしているのが特徴です。
食卓塩のように固まりにくく、湿気の多い季節にも扱いやすい万能塩です。
📋 この記事でわかること
- 焼き塩の大さじ・小さじ・ml換算と塩分量
- 食塩・粗塩・藻塩との違い
- 調理に合う使い方と代用
- よくある質問(FAQ)
🧂 計量早見表(焼き塩)
| 区分 | g | ml | 塩分量(NaCl換算) | kcal |
|---|---|---|---|---|
| 大さじ1 | 約13〜14g | 約15ml | 約13〜14g(ほぼ100%) | 0 |
| 小さじ1 | 約4.5g | 約5ml | 約4.5g | 0 |
| 大さじ1/2 | 約6.5〜7g | 約7.5ml | 約6.5g前後 | 0 |
🧠 焼き塩の特徴と由来
● 「焼き塩」とは?
粗塩や海水塩をフライパンや窯で加熱して脱水し、水分・にがり成分を飛ばしてサラサラにした塩です。
加熱によって結晶構造が軽くなり、ふり塩として均一にまけるのが特徴。
粒同士がくっつかないため、湿気の多い季節でも固まりにくいです。
● 見た目と質感
- 白く乾いた細粒タイプ。
- 粒が軽く、指先でつまんだとき「ふんわり」感がある。
- にがりが減っているため、味はキリッと軽め。
🔍 他の塩との違い
| 種類 | 特徴 | 塩味 | 向く料理 |
|---|---|---|---|
| 焼き塩 | 加熱で軽く乾燥。さらさら。 | 軽い・シャープ | 天ぷら・おにぎり・仕上げ塩 |
| 食塩 | 精製度が高い塩化ナトリウム | 強い塩辛さ | スープ・炒め物 |
| 粗塩 | にがりを含む天然塩 | まろやか・深み | 焼き魚・煮物 |
| 藻塩 | 海藻由来の旨味入り | やさしく甘みあり | 豆腐・和え物 |
🍳 代用・使い分けのコツ
- 粗塩 → 焼き塩へ:軽くなるため、粗塩の0.9倍量で同程度の塩味。
- 食塩 → 焼き塩へ:同量OK。食塩より風味が軽く、後味がスッキリ。
- 藻塩 → 焼き塩へ:甘みが減るため、少量の昆布だしやみりんで補うと味が整う。
💡 おすすめ用途
- 天ぷら・焼き鳥・おにぎりなどの“ふり塩”向け。
- サラサラしており、グリル料理や下味の塩梅調整にも最適。
- 「揚げたてに軽くふる」だけで塩味が均一に広がります。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 焼き塩はどうやって作られる?
粗塩をフライパンで弱火10〜15分ほど乾煎りし、完全に水分を飛ばしてから冷ますと手作りも可能です。
Q2. 焼き塩と食塩の味の違いは?
焼き塩の方が塩辛さが軽く、口当たりがまろやかです。
食塩は精製度が高いため、よりストレートな塩味になります。
Q3. 焼き塩は減塩になる?
塩化ナトリウム量はほぼ同じですが、粒が軽いため使う量が自然に減る傾向があります。
結果的に実質的な減塩効果が見込めます。
Q4. 焼き塩はいつ使う?
加熱後や仕上げ段階で使用します。
炒め物の途中ではなく、火を止めてから振るのがベスト。
✅ まとめ(要点)
- 焼き塩 大さじ1=約13〜14g/小さじ1=約4.5g
- 加熱乾燥により軽くサラサラした塩
- 味は食塩よりマイルドで後味がスッキリ
- 揚げ物・おにぎり・天ぷらの仕上げ塩に最適
- 自宅でも簡単に手作り可能
