塩麹の大さじ1は約18〜20g、小さじ1は約6〜7gです。
液状に近いため大さじ1=約15ml/小さじ1=約5mlの容量目安となります。
麹・塩・水を発酵させた調味料で、まろやかな塩味と自然な甘み・旨味が特徴。
料理の下味や漬け込みに使うと、素材を柔らかく・ジューシーに仕上げてくれます。
📋 この記事でわかること
- 塩麹の大さじ・小さじ換算と塩分量
- 一般的な塩との違い
- 料理別の使い方と代用
- よくある質問(FAQ)
🧂 計量早見表(塩麹)
| 区分 | g | ml | 塩分量(NaCl換算) | kcal(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 大さじ1 | 約18〜20g | 約15ml | 約2.5〜3.0g(塩分13〜15%) | 約20〜25kcal |
| 小さじ1 | 約6〜7g | 約5ml | 約0.8〜1.0g | 約7kcal |
| 大さじ1/2 | 約9〜10g | 約7.5ml | 約1.3〜1.5g | 約10〜12kcal |
※製品や自家製配合により若干異なります。
🧠 塩麹とは?
● 麹・塩・水を発酵させた万能発酵調味料
塩麹は、米麹に塩と水を加えて自然発酵させた日本の伝統調味料。
麹菌がつくる酵素によって、素材のタンパク質やデンプンが分解され、旨味・甘味・香りが豊かな“天然の下味料”になります。
● 特徴まとめ
- 塩より塩分が約1/3程度と穏やか。
- 酵素の力で肉・魚を柔らかくする。
- 甘じょっぱく、旨味の余韻がある。
- 発酵食品として腸活にも◎。
🔍 他の塩との違い
| 種類 | 塩分量 | 味の特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 塩麹 | 約13〜15% | まろやか・甘味と旨味 | 下味・漬け込み |
| 食塩 | 約99% | シャープな塩味 | 直接の味付け |
| 粗塩 | 約95% | 深みとにがり | 焼き魚・煮物 |
| 藻塩 | 約90〜95% | 旨味がある | 和食・豆腐・刺身 |
| 焼き塩 | 約100% | 軽くてサラサラ | 仕上げ塩 |
🍳 料理での使い方とコツ
● 下味・漬け込み
- 肉・魚の下味:食材100gあたり塩麹大さじ1(約18g)が目安。
- 時間の目安:
・鶏むね肉→1〜2時間
・魚→30分〜1時間 - 余分な水分をふき取ってから調理すると、旨味が凝縮します。
● ドレッシング・炒め物・スープ
- 塩代わりに使うと塩味+コク+旨味が一度で加わります。
- レモン汁・オリーブオイルと混ぜて万能調味液にも。
💡 ワンポイント
塩味が優しいため、塩代用時は1.3倍量を目安に。
🧂 代用・比較
- 塩麹 → 食塩:塩味を強めたい場合、食塩1/3量で近い塩分。
- 塩麹 → 醤油麹:より深いコクを出したい場合に代用可。
- 塩麹 → 味噌:味噌小さじ1=塩麹大さじ1程度の塩分。
❓ よくある質問(FAQ)
Q1. 塩麹はどのくらい日持ちする?
冷蔵で約1〜2ヶ月。熟成が進むと色が濃くなり、味が深まります。
Q2. 加熱しても効果はある?
酵素は加熱で失活しますが、旨味と香りは残ります。
下味用→非加熱、炒め物→風味付けとして使うのがおすすめ。
Q3. 市販品と手作りで違いはある?
塩分や水分量が異なります。
手作りは塩分13%前後、市販は保存性のため15%前後が多め。
Q4. 減塩中でも使える?
塩味が穏やかで旨味が強いため、実質的な減塩調味料として最適です。
✅ まとめ(要点)
- 塩麹 大さじ1=約18〜20g/小さじ1=約6〜7g
- 塩分は約13〜15%と控えめ
- 下味・漬け込み・炒め物に万能
- 旨味・甘味・まろやかさが特徴
- 塩代用時は1.3倍量を目安に調整
