風速20m/sは、時速72kmに相当する「非常に強い風」です。
気象庁では、平均風速20m/s以上30m/s未満を「非常に強い風」と呼んでいます。
この強さになると、何かにつかまっていないと立っていられない場合があり、飛来物によって負傷するおそれもあります。
「風速20m」という数字だけでは、実際の風の強さを想像しにくいかもしれません。
しかし、時速に換算すると72km/h。1秒間に空気が約20m移動する速さに相当します。
ただし、時速72kmの自動車と同じ衝撃を受けるという意味ではありません。風の影響は風向、瞬間的な強まり、周囲の建物、受ける面積などによって異なります。
この記事では、風速20m/sの強さを時速や身近な数字に換算し、10m/s・15m/s・25m/s・30m/sとの違い、徒歩・自転車・車への影響、最大瞬間風速との違いまでわかりやすく解説します。
※この記事は風速の数字を理解するための解説です。実際の屋外活動や運転の安全性を風速だけで判定できません。台風や暴風の際は、気象庁や自治体の最新情報を優先してください。
- 風速20mは時速72km!まず結論を確認
- 風速20mはどんな強さ?気象庁では「非常に強い風」
- 風速10m・15m・20m・25m・30mを比較
- 風速20mと10mの違いは?
- 風速20mと15mの違いは?
- 風速20mと25mの違いは?
- 風速20mと30mの違いは?
- 風速20mで徒歩や外出はどうなる?
- 風速20mで自転車に乗れる?
- 風速20mで車の運転はどうなる?
- 風速20mの風で家や屋根はどうなる?
- 平均風速20mと最大瞬間風速20mは違う?
- 台風の強風域・暴風域と風速20mの関係
- 風速20mは台風970hPaや940hPaと関係する?
- 風速20mは何ノット?単位を換算
- 風速20mで空気は10秒間に何m進む?
- 風速20m・時速72kmを計算する換算ツール
- 風速20mの予報が出たら何を確認する?
- 風速20mについてよくある質問
- 関連記事|風速・台風・雨量を数字で比較
- まとめ|風速20mは時速72kmの「非常に強い風」
風速20mは時速72km!まず結論を確認
風速20m/sは、空気が1秒間に20m進む速さを表しています。
風速の単位m/sは「メートル毎秒」と読みます。
1時間は3,600秒なので、20m/sを時速へ換算すると次のようになります。
20×3.6=72km/h
つまり風速20m/sは、時速72kmに相当する速さです。
| 項目 | 風速20m/sの場合 |
|---|---|
| 風速 | 20m/s |
| 時速換算 | 72km/h |
| 分速換算 | 1,200m/分 |
| 1秒間に進む距離 | 20m |
| 10秒間に進む距離 | 200m |
| 気象庁の表現 | 非常に強い風 |
| 人への影響の目安 | 何かにつかまらないと立っていられない場合がある |
※距離は、20m/sの速さが変わらず一直線に続いたと仮定した計算です。人や物がその距離だけ飛ばされるという意味ではありません。
風速20m/sは、単に「少し風が強い」という程度ではなく、屋外での行動に危険が伴う可能性のある強さです。
風速20mはどんな強さ?気象庁では「非常に強い風」
気象庁は、風の強さを平均風速によって分類しています。
そのうち、20m/s以上30m/s未満の風は「非常に強い風」です。
何かにつかまらないと立っていられない
気象庁の「風の強さと吹き方」では、平均風速20m/s以上30m/s未満の風について、何かにつかまっていないと立っていられないことがあると説明しています。
また、飛来物によって負傷するおそれもあります。
実際に歩けるかどうかは、体格や地形、風向、突風などによって異なります。
「自分なら立っていられるか」を試すために屋外へ出ることは避けてください。
看板や屋根材などへの影響も考えられる
強い風が吹くと、固定が不十分な看板や屋根材、屋外に置かれた物などが飛ばされる場合があります。
気象庁の資料でも、風が強まるにつれて建物の一部が損傷したり、物が飛散したりする例が紹介されています。
ただし、風速20m/sで必ず何かが壊れるという意味ではありません。
建物の構造や固定状況、風向、瞬間的な強まりなどによって影響は異なります。
20m/sちょうどが分類の境界
気象庁の分類では、平均風速15m/s以上20m/s未満は「強い風」、20m/s以上30m/s未満は「非常に強い風」です。
そのため、20m/sちょうどから「非常に強い風」に入ります。
ただし、19m/sと20m/sの間で急に安全性が変わるわけではありません。
気象庁の分類は風の強さを伝えるための目安であり、安全と危険を分ける絶対的な境界ではありません。
風速10m・15m・20m・25m・30mを比較
風速20m/sの強さを理解するために、ほかの風速と比べてみましょう。
| 平均風速 | 時速換算 | 気象庁の表現 |
|---|---|---|
| 10m/s | 36km/h | やや強い風 |
| 15m/s | 54km/h | 強い風 |
| 20m/s | 72km/h | 非常に強い風 |
| 25m/s | 90km/h | 非常に強い風 |
| 30m/s | 108km/h | 猛烈な風 |
| 35m/s | 126km/h | 猛烈な風 |
| 40m/s | 144km/h | 猛烈な風 |
※気象庁の分類は平均風速に対するものです。最大瞬間風速の区分を表す表ではありません。
時速換算では、風速20m/sは10m/sの2倍、15m/sの約1.33倍です。
ただし、風速が2倍になったから、物への影響や危険性も単純に2倍になるとは限りません。
風の力には風速以外の条件も関係し、同じ風速でも場所によって影響が変わるためです。
風速20mと10mの違いは?
風速10m/sは時速36km、20m/sは時速72kmです。
速さとしては2倍の違いがあります。
| 比較項目 | 10m/s | 20m/s |
|---|---|---|
| 時速 | 36km/h | 72km/h |
| 気象庁の表現 | やや強い風 | 非常に強い風 |
| 1秒間に進む空気の距離 | 10m | 20m |
| 人への影響の目安 | 風に向かって歩きにくくなる | 何かにつかまらないと立っていられない場合がある |
気象庁によると、10m/s以上15m/s未満の「やや強い風」では、風に向かって歩きにくくなり、傘がさせなくなります。
一方、20m/s以上の「非常に強い風」では、立っていること自体に支障が生じる場合があります。
風速10m/sも決して弱い風ではありませんが、20m/sとは気象庁の分類も異なります。
10m/sについて詳しくは、風速10mはどれくらい?歩行・傘・自転車への影響を数字で比較も参考になります。
風速20mと15mの違いは?
風速15m/sは時速54km、20m/sは時速72kmです。
差は5m/s、時速では18km/hになります。
気象庁では15m/s以上20m/s未満を「強い風」と分類しています。
この強さでは、風に向かって歩けなくなったり、転倒する人が出たりする場合があります。
20m/s以上になると「非常に強い風」に分類され、さらに強い風の影響が想定されています。
ただし、15m/s未満であれば転倒しない、20m/s以上なら全員が必ず立てない、という意味ではありません。
風速15m/sについては、風速15mはどれくらい?強い風の体感と時速54kmを比較でも解説しています。
風速20mと25mの違いは?
風速25m/sは時速90kmです。
20m/sとの差は5m/s、時速では18km/hです。
気象庁の一般的な風の強さの分類では、20m/sも25m/sも「非常に強い風」に入ります。
ただし、同じ分類の中でも速さは異なります。
| 比較項目 | 20m/s | 25m/s |
|---|---|---|
| 時速換算 | 72km/h | 90km/h |
| 速さの差 | 5m/s(18km/h) | |
| 気象庁の表現 | 非常に強い風 | 非常に強い風 |
また、台風情報における「暴風域」は、平均風速25m/s以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲です。
ただし、一般的な風の強さの表現と、台風の暴風域の定義は区別する必要があります。
風速25m/sについては、風速25mはどれくらい?時速90kmの風と暴風の影響を比較もご覧ください。
風速20mと30mの違いは?
風速30m/sは時速108kmに相当します。
20m/sの時速72kmと比べると、時速36kmの差です。
また、気象庁では平均風速30m/s以上を「猛烈な風」と呼びます。
| 比較項目 | 20m/s | 30m/s |
|---|---|---|
| 時速換算 | 72km/h | 108km/h |
| 気象庁の表現 | 非常に強い風 | 猛烈な風 |
| 速さの比率 | 1倍 | 1.5倍 |
風速30m/sでは、屋外での行動が極めて危険になることがあります。
ただし、20m/sであっても屋外で安全に活動できるという意味ではありません。
詳しくは、風速30mはどれくらい?時速108kmの風と暴風の影響を比較で確認できます。
風速20mで徒歩や外出はどうなる?
平均風速20m/sは、気象庁が「非常に強い風」とする強さです。
何かにつかまっていないと立っていられない場合があり、飛来物による負傷の可能性もあります。
歩くこと自体が難しくなる場合がある
強風の中では、風向や突風の影響を受けて体のバランスが崩れることがあります。
特に急に風が強まる場合は、平均風速だけでは想像しにくい影響を受ける可能性があります。
また、高齢者や子ども、荷物を持っている人などでは、影響が異なることがあります。
風速20m/sが予想されている場合は、風の強さを確かめるために外へ出ることは避け、気象庁の警報や自治体の情報に従ってください。
傘で対応できる風ではない
気象庁では、平均風速10m/s以上15m/s未満の段階で、傘がさせなくなると説明しています。
そのため、20m/sでは傘をさせるかどうかだけではなく、屋外で行動すること自体への注意が必要です。
傘や雨具があれば安全に移動できる、と考えないようにしましょう。
風速20mで自転車に乗れる?
風速20m/sという平均風速では、屋外にいる人が立っていることも難しくなる場合があります。
自転車は走行中にバランスを保つ必要があるため、強い横風や突風などの影響を受けるおそれがあります。
風の向きが変わったり、建物の間で急に風が強まったりすることもあります。
風速20m/sを、自転車で走行できるか試す目安にしないでください。
実際の移動については、天候や警報、周囲の状況を考慮し、無理な自転車利用を避けることが大切です。
風速20mで車の運転はどうなる?
気象庁の「風の強さと吹き方」では、平均風速20m/s以上25m/s未満の非常に強い風について、通常の速度で運転することが困難になる場合があると説明しています。
特に横風が強い場所では、車が風に流される感覚を受けることがあります。
橋や開けた道路では横風に注意
橋の上や周囲が開けた道路などでは、風の影響を受ける場合があります。
また、大型車や車体側面の面積が大きい車両など、車の形状によっても横風の影響は異なります。
ただし、風速20m/sという数字だけから、安全に走行できる速度を計算することはできません。
時速72kmの風と時速72kmで走る車は同じではない
風速20m/sは時速72kmに換算できます。
しかし、それは空気の移動速度を換算しただけです。
自動車が時速72kmで走っているときの状況と、時速72km相当の風が車に吹き付けるときの影響は同一ではありません。
実際には、車の進行方向と風向の関係、車両の形状、道路環境などによって受ける影響が変わります。
強風時は道路管理者や交通機関の規制情報を確認し、無理な走行を避けてください。
風速20mの風で家や屋根はどうなる?
非常に強い風が吹くと、建物や屋外設備にも影響が出る場合があります。
気象庁の資料では、強風によって屋根材や外装材が飛散したり、固定が不十分な物が飛ばされたりする例が示されています。
ただし、風速20m/sで必ず屋根が壊れるという意味ではありません。
影響の程度は建物の構造や老朽化の状態、固定方法、風向、瞬間的な風の強さなどによって異なります。
ベランダや庭の物が飛ばされる場合がある
屋外に置かれている物は、強風で移動したり飛ばされたりする可能性があります。
飛んできた物に当たると負傷するおそれがあります。
強風が始まってから屋外の物を片付けようとすると危険なため、対策は風が強まる前、安全なうちに行うことが重要です。
窓や屋根の確認で外へ出ない
強風が吹いているときに、屋根やベランダ、看板などを確認するために外へ出るのは危険です。
特に高所作業は危険を伴います。
台風などの接近が予想される場合は、気象庁・自治体の情報を確認し、事前の安全対策を心掛けてください。
平均風速20mと最大瞬間風速20mは違う?
天気予報で「風速20m」と聞いたときは、その数字が平均風速なのか最大瞬間風速なのかを確認することが大切です。
平均風速は10分間の平均
気象庁の風速は、原則として10分間の平均風速を表します。
例えば平均風速20m/sなら、対象となる10分間の平均が20m/sという意味です。
その10分間ずっと、毎秒ちょうど20m/sだったわけではありません。
最大瞬間風速は瞬間的な風の強さ
最大瞬間風速は、一定時間内に観測された瞬間風速の最大値です。
平均風速20m/sでも、瞬間的にそれより強い風が吹く場合があります。
反対に、「最大瞬間風速20m/s」という情報は、平均風速が20m/sであることを意味しません。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 平均風速20m/s | 10分間の平均風速が20m/s |
| 最大瞬間風速20m/s | 対象期間内の瞬間風速の最大値が20m/s |
なお、平均風速20m/sに対して最大瞬間風速が必ず何m/sになるという固定的な倍率はありません。
瞬間的な風の強さは、周囲の地形や建物、気象条件などによって変わります。
台風の強風域・暴風域と風速20mの関係
台風情報には「強風域」「暴風域」という言葉が出てきます。
これらは風速の基準に基づく範囲を示しています。
| 台風情報の用語 | 風速の基準 |
|---|---|
| 強風域 | 平均風速15m/s以上 |
| 暴風域 | 平均風速25m/s以上 |
風速20m/sは、強風域で使われる15m/s以上の条件を満たす数字ですが、暴風域の25m/s以上には達していません。
ただし、風速20m/sという数字だけで、実際にどの台風のどこにいるかがわかるわけではありません。
また、台風の「暴風域」と、気象庁が各地域で発表する「暴風警報」は別の情報です。
暴風警報の発表基準は地域によって異なるため、20m/sという数字だけで警報の有無を断定できません。
風速20mは台風970hPaや940hPaと関係する?
台風情報では中心気圧がhPa、最大風速がm/sで表示されます。
どちらも台風を理解するうえで重要ですが、示している物理量が異なります。
中心気圧が970hPa、960hPa、940hPaだから最大風速が20m/sになる、と決まっているわけではありません。
最大風速を知りたいときは、気象庁が発表する風速の値を確認する必要があります。
台風の気圧については、台風970hPaはどれくらい?980・950hPaとの違いを数字で比較、台風960hPaはどれくらい?970・950hPaとの差と強さを数字で比較、台風940hPaはどれくらい?950・930hPaとの違いを数字で比較で紹介しています。
風速20mは何ノット?単位を換算
風速にはm/sやkm/hのほか、ノット(kt)という単位もあります。
1ノットは時速1.852kmです。
風速20m/sは時速72kmなので、ノットへ換算すると次のようになります。
72÷1.852=約38.88ノット
| 単位 | 風速20m/sの換算値 |
|---|---|
| m/s | 20m/s |
| km/h | 72km/h |
| m/分 | 1,200m/分 |
| ノット | 約38.88kt |
| mph(マイル毎時) | 約44.74mph |
m/sからkm/hへの換算では3.6を掛けます。
逆に、km/hからm/sへ戻す場合は3.6で割ります。
風速20mで空気は10秒間に何m進む?
風速20m/sの速さが変わらず続くと仮定した場合、空気が進む距離は次の式で求められます。
距離(m)=風速(m/s)×時間(秒)
風速20m/sなら、
- 1秒間:20m
- 5秒間:100m
- 10秒間:200m
- 30秒間:600m
- 60秒間:1,200m
になります。
ただし、これは一定方向に20m/sで進むと仮定した数学的な距離換算です。
人がその距離だけ飛ばされるという意味でも、飛来物の移動距離を予測できるという意味でもありません。
風速20m・時速72kmを計算する換算ツール
風速をm/sで入力すると、時速・分速・ノット・mphに換算できます。
また、風速20m/sとほかの風速を比較し、速さが何m/s違うのか、時速で何km/h違うのかを計算できます。
風速20m・時速換算ツール
風速をm/sで入力すると、km/h・ノット・mphへ換算します。 比較する風速を入力すれば、速度の差も計算できます。
基準の風速を選択
※1m/s=3.6km/h、1ノット=1.852km/hで換算します。 距離は同じ速さが一定方向に続くと仮定した計算値です。 人や物が飛ばされる距離を示すものではありません。
安全上の注意: このツールは単位と速度差の換算専用です。 風速から屋外活動・自転車・車の運転の安全性、 建物の被害、警報の有無などを判定することはできません。 気象庁や自治体の最新情報を確認してください。
※このツールは速度・距離の単位換算専用です。風速から人や建物への被害、屋外活動や車の運転の安全性を判定するものではありません。
風速20mの予報が出たら何を確認する?
平均風速20m/sは、気象庁の「非常に強い風」に該当します。
そのため、実際にこの風が予想される場合は、風速の数字だけでなく、気象庁の警報や交通機関の運行情報などを確認することが重要です。
暴風警報・強風注意報を確認する
暴風警報や強風注意報の基準は、地域によって異なります。
「20m/sだから必ず暴風警報が出る」というわけではありません。
気象庁の最新情報を確認してください。
最大瞬間風速も確認する
平均風速20m/sでも、瞬間的にさらに強い風が吹く場合があります。
平均風速と最大瞬間風速は違う数字なので、両方を区別して確認しましょう。
飛来物や交通規制に注意する
強風時には、飛来物や建物からの落下物などに注意が必要です。
また、橋や高速道路、鉄道などでは強風による規制が行われる場合があります。
交通規制や運行情報は、それぞれの道路管理者や交通事業者の公式発表を確認してください。
最新の気象情報は、気象庁「防災気象情報」で確認できます。
風速20mについてよくある質問
風速20mは時速何kmですか?
時速72kmです。
20×3.6=72で計算できます。
風速20mは強風ですか?
気象庁の分類では、平均風速20m/s以上30m/s未満は「非常に強い風」です。
15m/s以上20m/s未満の「強い風」より一段階強い区分に入ります。
風速20mで歩けますか?
気象庁では、非常に強い風になると何かにつかまっていないと立っていられない場合があると説明しています。
実際に歩けるかどうかは状況によって異なりますが、屋外で試すことは避けてください。
風速20mで傘は使えますか?
気象庁では10m/s以上15m/s未満の「やや強い風」の段階で、傘がさせなくなるとしています。
そのため、20m/sでは傘だけでなく、屋外にいること自体の危険性に注意する必要があります。
風速20mで自転車に乗れますか?
平均風速20m/sは、人が立っていることにも支障が生じる場合がある強さです。
自転車は横風や突風の影響を受けるおそれがあるため、この風速下での無理な走行は避けてください。
風速20mは暴風域に入る風速ですか?
台風の暴風域は平均風速25m/s以上の風が吹く、または吹く可能性がある範囲です。
平均風速20m/sはその風速基準には達していません。
ただし、平均風速20m/sでも危険な状況はあり、最大瞬間風速が20m/sより強くなる場合もあります。
風速20mと最大瞬間風速20mは同じですか?
同じではありません。
平均風速20m/sは10分間の平均、最大瞬間風速20m/sは一定期間の瞬間風速の最大値を指します。
風速20mは何ノットですか?
約38.88ノットです。
20m/sを時速にすると72km/hで、72÷1.852=約38.88ktになります。
風速20mと30mはどれくらい違いますか?
差は10m/sです。
時速では72km/hと108km/hで、36km/hの差になります。
気象庁では20m/sを「非常に強い風」、30m/sを「猛烈な風」に分類しています。
台風の中心気圧が970hPaなら風速20mですか?
そのような固定的な関係はありません。
中心気圧はhPa、風速はm/sで表され、中心気圧だけから最大風速を求めることはできません。
関連記事|風速・台風・雨量を数字で比較
風速の違いを理解するには、10m/s・15m/s・25m/s・30m/sとの比較が役立ちます。
- 風速10mはどれくらい?歩行・傘・自転車への影響を数字で比較
- 風速15mはどれくらい?強い風の体感と時速54kmを比較
- 風速25mはどれくらい?時速90kmの風と暴風の影響を比較
- 風速30mはどれくらい?時速108kmの風と暴風の影響を比較
- 台風970hPaはどれくらい?980・950hPaとの違いを数字で比較
- 台風960hPaはどれくらい?970・950hPaとの差と強さを数字で比較
- 台風940hPaはどれくらい?950・930hPaとの違いを数字で比較
風速はm/s、時速はkm/h、台風の中心気圧はhPaです。
それぞれ違う数字なので、目的に応じて確認してください。
まとめ|風速20mは時速72kmの「非常に強い風」
風速20m/sは、時速72kmに相当する速さです。
気象庁では平均風速20m/s以上30m/s未満を「非常に強い風」と分類しています。
この強さでは、何かにつかまっていないと立っていられない場合があり、飛来物による負傷のおそれもあります。
風速10m/sの2倍、15m/sの約1.33倍の速さですが、影響や危険度をその倍率だけで比較することはできません。
また、平均風速20m/sと最大瞬間風速20m/sは別の情報です。
風速20m/sが予想された場合は、時速72kmという換算値だけでなく、気象庁の警報や最大瞬間風速、交通規制などの情報も確認しましょう。
