台風は何hPaから強い?1000・980・950・930・900hPaを数字で比較

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結論:台風には「何hPa以下なら強い」という公式な基準はありません。

気象庁の「強い台風」は最大風速33m/s以上、「非常に強い」は44m/s以上、「猛烈な」は54m/s以上で区分されます。

中心気圧が低いほど台風が発達している傾向はありますが、950hPaだから「非常に強い」、900hPaだから「猛烈な」とは限りません。

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1000・980・950・930・900hPaはどれくらい違う?

中心気圧の数字を、1000hPaを基準に比較します。970・960・940hPaも加えた早見表です。

中心気圧1000hPaとの差
1000hPa基準
980hPa20hPa低い
970hPa30hPa低い
960hPa40hPa低い
950hPa50hPa低い
940hPa60hPa低い
930hPa70hPa低い
900hPa100hPa低い

900hPaは1000hPaより100hPa低い中心気圧です。

ただし、これは気圧の比較であり、風速や災害の危険度のランキングではありません。

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台風の「強い・非常に強い・猛烈な」は最大風速で決まる

気象庁では、台風の強さを最大風速(10分間平均)で区分しています。

台風の強さ最大風速
階級表現なし33m/s未満
強い33m/s以上44m/s未満
非常に強い44m/s以上54m/s未満
猛烈な54m/s以上

※階級表現なしは、台風としての最大風速がおよそ17m/s以上33m/s未満の場合です。

つまり、台風の強さを知りたいときは、hPaだけでなく「最大風速」を確認することが重要です。

ここまでで「何hPaから強い?」という疑問への答えは完結です。

以下では、中心気圧と風速の関係を詳しく説明します。

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中心気圧が低いほど風も強くなる?

一般に、中心気圧が低い台風は発達している傾向があります。

ただし、風の強さは中心気圧だけでは決まりません。

hPaから最大風速を直接計算できない

風の強さには、中心付近と周囲の気圧差や台風の構造などが関係します。

そのため、「950hPaなら最大風速45m/s」「930hPaなら55m/s」というように、中心気圧だけから風速を決めることはできません。

中心気圧が高くなっても油断できない

台風の中心気圧が上昇しても、すぐに強風や大雨の影響がなくなるとは限りません。

また、中心から離れた場所でも大雨になる場合があります。

気圧の数字だけで安全を判断しないようにしましょう。

台風情報で確認したい3つの数字

台風が近づいているときは、次の情報を合わせて確認すると影響を把握しやすくなります。

確認する情報何がわかる?
最大風速台風の強さの階級
強風域・暴風域強い風が吹く、または吹く可能性がある範囲
雨量・警報大雨や洪水などの地域ごとの状況

強風域は風速15m/s以上、暴風域は25m/s以上の風が吹くか、吹く可能性がある範囲です。

実際の行動を判断するときは、気象庁の最新の台風情報、警報、キキクル、自治体の避難情報を確認してください。

最大風速から台風の強さを確認するツール

気象庁が発表した最大風速を入力すると、時速への換算と「強い・非常に強い・猛烈な」の階級を確認できます。

台風の最大風速・強さ確認ツール

気象庁が発表した「最大風速」を入力してください。時速と台風の強さの階級を表示します。

計算結果を表示します。

※台風の強さの階級は、台風域内の最大風速(10分間平均)に基づきます。 最大瞬間風速や自宅付近の風速からは台風全体の階級を判定できません。 中心気圧から風速を推定するツールではありません。

出典: 気象庁「台風の大きさと強さ」

※中心気圧から風速を推定するツールではありません。

台風の中心気圧についてよくある質問

950hPaは非常に強い台風ですか?

中心気圧950hPaだけではわかりません。

「非常に強い台風」は最大風速44m/s以上54m/s未満で決まります。

930hPaや900hPaなら猛烈な台風ですか?

必ずしもそうではありません。

「猛烈な台風」は最大風速54m/s以上の場合です。

1000hPaの台風なら安全ですか?

いいえ。

1000hPaでも強風や大雨などの影響が出る場合があります。

中心気圧だけでは安全性を判断できません。

関連記事|各hPaの詳しい解説

気になる中心気圧の記事から、周辺のhPaとの違いを確認できます。

まとめ|台風の強さはhPaでは決まらない

台風に「何hPa以下なら強い」という公式基準はありません。

中心気圧は台風の発達を知る手掛かりですが、強さの階級は最大風速で決まります。

「強い」は33m/s以上、「非常に強い」は44m/s以上、「猛烈な」は54m/s以上です。

中心気圧と最大風速を区別して確認し、台風接近時は地域の警報や避難情報も参考にしてください。

参考:気象庁「台風の大きさと強さ」

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