気圧1020hPaはどれくらい?1013hPaとの差と高気圧の数字感覚

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気圧1020hPaは、102,000Pa=102kPa=1.02barに相当します。標準大気圧の1気圧は1013.25hPaなので、1020hPaは1気圧より6.75hPa高く、1気圧の約100.67%です。

1013hPaと比べると7hPa高く、Paでは700Paの差があります。標準大気圧より少し高い数字ですが、1020hPaという値だけで「高気圧」と決まるわけではありません。

この記事では、1020hPaをPa・kPaなどへ換算し、1013hPaとの差や1010hPa・1030hPaとの比較、高気圧との関係を数字でわかりやすく整理します。

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1020hPaはどれくらい?まず単位を換算

1020hPaという数字の大きさは、PaやkPa、barなど別の単位へ換算するとイメージしやすくなります。

1020hPaは102,000Pa

hPaは「ヘクトパスカル」と読みます。「ヘクト」は100倍を表すため、1hPaは100Paです。

1020hPaをPaへ換算すると、

1020hPa × 100 = 102,000Pa

となります。

つまり、1020hPaは102,000Paの圧力です。

kPaでは102kPa

1kPaは1,000Paなので、102,000Paを1,000で割ると、

102,000Pa ÷ 1,000 = 102kPa

です。

そのため、1020hPaと102kPaは同じ圧力を別の単位で表した数字です。

barでは1.02bar

1barは100,000Paです。

1020hPa=102,000Paなので、

102,000Pa ÷ 100,000 = 1.02bar

となります。

単位1020hPaの換算値
hPa1020hPa
Pa102,000Pa
kPa102kPa
bar1.02bar
atm約1.0067atm
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1020hPaと1気圧はどれくらい違う?

1020hPaの位置を理解するときに基準になるのが、標準大気圧の「1気圧」です。

1気圧は1013.25hPa

国際度量衡総会(CGPM)では、標準大気圧を正確に101,325Paと定義しています。

1気圧(1atm)=101,325Pa=1013.25hPa

1020hPaは、この標準大気圧より少し高い数字です。

参考:BIPM「Definition of the standard atmosphere」

標準大気圧との差は6.75hPa

1020hPaと標準大気圧の差を計算すると、

1020hPa − 1013.25hPa = 6.75hPa

です。

Paに換算すると、

6.75hPa × 100 = 675Pa

の差になります。

1020hPaは1気圧の約100.67%

1020hPaが1気圧の何%に相当するか計算すると、

1020 ÷ 1013.25 × 100 ≒ 100.67%

です。

つまり、1020hPaは標準大気圧の約1.0067倍で、割合では約0.67%高い圧力です。

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1020hPaと1013hPaの差を数字で比較

標準大気圧にほぼ等しい1013hPaと比べると、1020hPaがどれくらい高い数字なのかをつかみやすくなります。

差は7hPa

1020hPaと1013hPaとの差は、

1020hPa − 1013hPa = 7hPa

です。

つまり、1020hPaは1013hPaより7hPa高い気圧です。

Paでは700Paの差

1hPaは100Paなので、7hPaをPaへ換算すると、

7hPa × 100 = 700Pa

です。

1013hPa=101,300Pa、1020hPa=102,000Paなので、その差は700Paになります。

1013hPaを基準にすると約0.69%高い

1013hPaを基準に差の割合を計算すると、

7 ÷ 1013 × 100 ≒ 0.69%

です。

1020hPaは1013hPaより7hPa、割合では約0.69%高い圧力と整理できます。

項目1013hPa1020hPa
Pa101,300Pa102,000Pa
kPa101.3kPa102kPa
bar1.013bar1.02bar
標準大気圧との差−0.25hPa+6.75hPa
1気圧に対する割合約99.98%約100.67%

1020hPaの圧力を身近な大きさで考える

1020hPaは空気の「圧力」を表す数字です。Paの定義を使うと、一定の面積にどれくらいの力として作用する圧力なのかを計算できます。

1㎡あたり102,000Nに相当

1Paは、1㎡あたりに1N(ニュートン)の力がかかる圧力です。

1Pa=1N/㎡

1020hPa=102,000Paなので、1㎡あたりでは、

102,000N

の力に相当する圧力です。

重量相当では1㎡あたり約10.4トン

標準重力加速度9.80665m/s²を使って102,000Nを重量相当に換算すると、

102,000N ÷ 9.80665 ≒ 10,401kg

となります。

つまり、圧力の大きさだけを重量へ置き換えると、1㎡あたり約10.4トン分の重量に相当する力です。

これは1020hPaという圧力の大きさを身近な重量に換算した目安です。実際に1㎡の上へ約10.4トンの物体が載っているという意味ではありません。

1cm四方なら約1.04kg分の力

1cm×1cmの面積は、

1cm²=0.0001㎡

です。

1020hPa=102,000Paなので、1cm²に相当する力は、

102,000N/㎡ × 0.0001㎡ = 10.2N

となります。

これを重量相当にすると、

10.2N ÷ 9.80665 ≒ 1.04kg

です。

つまり1020hPaは、1cm四方あたりで見ると約1.04kgの重量に相当する力です。

1010・1013・1020・1030hPaを並べて比較

1020hPaがどのあたりの数字なのかは、前後の気圧を並べるとさらに分かりやすくなります。

気圧Pa換算標準大気圧1013.25hPaとの差1気圧に対する割合
1000hPa100,000Pa−13.25hPa約98.69%
1010hPa101,000Pa−3.25hPa約99.68%
1013hPa101,300Pa−0.25hPa約99.98%
1020hPa102,000Pa+6.75hPa約100.67%
1030hPa103,000Pa+16.75hPa約101.65%

1010hPaとの差は10hPa

1020hPaと1010hPaとの差は、

1020hPa − 1010hPa = 10hPa

です。

Paでは、

10hPa × 100 = 1,000Pa

の差になります。

1013hPaとの差は7hPa

1020hPaと1013hPaとの差は7hPaです。

1020hPaは標準大気圧にほぼ等しい1013hPaより少し高い位置にある数字だと考えられます。

標準大気圧1013.25hPaとの正確な差は6.75hPaです。

1030hPaとの差は10hPa

1030hPaと1020hPaとの差も10hPaです。

1030hPa − 1020hPa = 10hPa

そのため、1010hPa・1020hPa・1030hPaは10hPaずつ並んでおり、Paではそれぞれ1,000Paずつ違います。

1020hPaと高気圧の関係は?

1020hPaは標準大気圧1013.25hPaより高い数字なので、「1020hPaなら高気圧なのか」と考えることがあります。しかし、高気圧には「○○hPa以上」という固定された境界があるわけではありません。

高気圧は周囲より気圧が高い領域

気象庁では、高気圧を周囲より気圧が高く、閉じた等圧線で囲まれたところとしています。

つまり、高気圧かどうかを見るときに重要なのは、1020hPaという数字そのものではなく、周囲より気圧が高いかどうかです。

参考:気象庁「気圧配置 気圧・高気圧・低気圧に関する用語」

1020hPaだから必ず高気圧とは限らない

たとえば周囲が1010hPa前後で、その中心に1020hPaの領域があれば、周囲より気圧が高い状態になります。

一方、周囲がさらに高い気圧であれば、1020hPaという数字だけを見て高気圧と判断することはできません。

「標準大気圧より高い」と「気象学上の高気圧である」は、同じ意味ではないという点がポイントです。

1000hPa以下の高気圧もあり得る

高気圧・低気圧が周囲との比較で決まるため、1013hPaが高気圧と低気圧を分ける境界になるわけでもありません。

気象庁も、1000hPa以上の低気圧や1000hPa以下の高気圧があると説明しています。

そのため、1020hPaを見るときは「標準大気圧より約6.75hPa高い」という数字の意味と、「高気圧かどうか」という気圧配置上の意味を分けて考えると分かりやすくなります。

天気図で1020hPaを見るときの数字感覚

天気図では1地点だけの気圧ではなく、周囲との気圧差や等圧線の分布を見ることが重要です。

等圧線は同じ気圧の場所を結んだ線

等圧線は、同じ気圧の地点を結んだ線です。

地上天気図では気圧の分布を等圧線で表すため、1020hPaという数字も周囲にある1016hPaや1024hPaなどの線との位置関係から読み取ります。

1020hPaという単独の数字だけでは気圧配置はわからない

同じ1020hPaでも、周囲が1000hPa台なのか、1020hPaを超える気圧なのかによって、その地点が気圧配置のどこに位置するかは変わります。

そのため、「1020hPaだから天気はこうなる」というように、単独の数字だけから天候を一律に決めることはできません。

現地気圧と海面気圧にも違いがある

実際に観測される気圧は、標高が高くなるほど一般に低くなります。

異なる標高の場所を比較しやすくするため、天気図では観測した気圧を海面の高さに換算した「海面気圧」が使われます。

そのため、1020hPaという数字を見るときは、現地で実際に観測された気圧なのか、海面気圧として示されたものなのかという違いもあります。

1020hPaを簡単にまとめると

気圧1020hPaは102,000Pa=102kPa=1.02barで、標準大気圧1013.25hPaより6.75hPa高い気圧です。

  • 1020hPa=102,000Pa
  • 1020hPa=102kPa
  • 1020hPa=1.02bar
  • 1020hPa=約1.0067気圧
  • 標準大気圧は1013.25hPa
  • 標準大気圧との差は+6.75hPa=675Pa
  • 1020hPaは1気圧の約100.67%
  • 1013hPaとの差は7hPa=700Pa
  • 1010hPaとの差は10hPa=1,000Pa
  • 1030hPaとの差も10hPa=1,000Pa

1020hPaがどれくらいかを数字で捉えるなら、「102kPaで、ほぼ1気圧の1013hPaより7hPa高い気圧」と考えると分かりやすいでしょう。

ただし、1020hPaだから自動的に高気圧になるわけではありません。高気圧は周囲より気圧が高い領域を指すため、1020hPaという絶対値と、気圧配置の中での位置は分けて考えるのがポイントです。

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