薄口しょうゆの大さじ1は約18g、小さじ1は約6g です。
容量は共通で 大さじ1=15ml/小さじ1=5ml。
名前は「薄口」ですが、塩分は濃口よりやや高め(約18%)。
色を淡く仕上げたい料理に使うことが多い、京料理向きのしょうゆ です。
📋 この記事でわかること
- 薄口しょうゆの 大さじ・小さじ・ml・g換算
- 塩分・カロリー の目安
- 濃口との違いは「味」ではなく「色」
- 代用できる?味を崩さない置き換え比率
- 保存のコツとよくある質問
🍶 計量早見表(薄口しょうゆ)
| 区分 | g | ml | 塩分量(目安) | カロリー |
|---|---|---|---|---|
| 大さじ1 | 約18g | 約15ml | 約3.2g(塩分約18%) | 約13kcal |
| 小さじ1 | 約6g | 約5ml | 約1.1g | 約4kcal |
※濃口しょうゆより 塩分が少し強いが、味が濃いわけではない 点がポイント。
🧠 薄口しょうゆの特徴
- 香りは 控えめ
- 塩味がやや強い
- 色が 淡い
- 料理の 素材の色を生かせる
つまり、味は薄くない。色が薄い。
これが最大の誤解ポイントです。
🍳 どんな料理に向く?
| 料理例 | 理由 |
|---|---|
| だし巻き卵 | 卵本来の色を生かせる |
| お吸い物・うどん出汁 | だしの風味を前面に出せる |
| 白身魚の煮物 | 仕上がりが濃くならない |
| 茶碗蒸し | 上品でクリアな味に |
🥢 濃口しょうゆとの比較(使い分けの目安)
| 種類 | 色 | 塩分 | 向き | 詳細記事 |
|---|---|---|---|---|
| 濃口しょうゆ | 標準 | 約16% | 万能/煮物/炒め物 | 濃口しょうゆ大さじ1は何グラム? |
| 薄口しょうゆ | 淡い | 約18% | 上品なだし料理 / 色をつけたくない料理 | (この記事) |
🔁 代用する時のコツ
| 代用相手 | 量の目安 | 味を近づける補正 |
|---|---|---|
| 薄口 → 濃口しょうゆ | 同量 OK | 仕上がりの色が濃くなる → 水小さじ1+みりん小さじ1 を足すとバランス良し |
| 濃口 → 薄口しょうゆ | 1.1倍 | 塩味が強い → 塩を少し減らす |
🟤 薄口しょうゆと再仕込醤油(さいしこみしょうゆ)の違い
薄口しょうゆは、料理を明るい色に仕上げたいときに使うしょうゆです。
再仕込醤油は、濃口しょうゆを再度仕込んだ 濃厚・芳醇タイプ。
| 比較項目 | 薄口しょうゆ | 再仕込醤油(さいしこみしょうゆ) |
|---|---|---|
| 色合い | 明るい琥珀色 | 非常に濃い焦げ茶色 |
| 味の強さ | 塩味が強く、旨味は控えめ | 旨味が濃く、まろやか |
| 使いどころ | 吸い物・煮びたし・茶碗蒸しなど色を出さない料理 | 刺身・冷奴・仕上げにひとかけ |
| 代用相性 | 代用しにくい | 代用しにくい |
代用する場合のコツ
薄口 → 再仕込の代用
→ 再仕込を少量+だし・水を増やして味を薄める
再仕込 → 薄口の代用
→ 薄口しょうゆ+みりん/砂糖少量で風味を補う
ポイント
薄口は「色を保つしょうゆ」
再仕込は「旨味を足すしょうゆ」
→ 役割が違うため、基本は使い分けが安心です。
💡 よくある質問(FAQ)
Q1. 料理が茶色っぽくなるのはなぜ?
濃口しょうゆが基本色を強くするため。
薄口にすると見た目が上品になります。
Q2. 減塩したい場合は?
そのまま使うと塩分が濃くなりがち。
同量の濃口+だし多め が初心者に安全。
Q3. 保存方法は?
開封後は冷蔵 がベスト。
光と酸化で香りと色が変わります。
✅ まとめ
| 要点 | 内容 |
|---|---|
| 重さ | 大さじ1=約18g/小さじ1=約6g |
| 塩分 | 濃口より高め(約18%) |
| 特徴 | 味は薄くなく、色が淡い |
| 使いどころ | だし料理・上品な和食 |
