1200Wの家電を1日5時間、30日間使うと、消費電力量は180kWhです。
電気単価を31円/kWhとすると、電気代は5,580円になります。
1日なら6kWh・186円、20日間なら120kWh・3,720円、31日間なら186kWh・5,766円です。
ただし、これは1200Wを1日5時間ずっと消費する場合の計算です。冬の暖房器具などでは、温度調節や出力切り替えによって実際の消費電力量が変わることがあります。
この記事では、1200Wを1日5時間使った場合の月間kWhを中心に、使用時間・日数・電気単価による違い、WとkWhの関係、実際の家電で注意したい点を紹介します。
※電気単価31円/kWhは試算用の目安です。実際の電気料金は契約プランによって異なります。
- 1200Wを毎日5時間・30日間使うと180kWh
- 1200Wを5時間使う場合の1日・1週間・1か月の早見表
- 1200Wを毎日1時間・3時間・5時間・8時間使うと月額はいくら?
- 1000W・1200W・1500Wを1日5時間使うとどう違う?
- 1200Wは何kW?W・Wh・kWhの意味
- 自宅の消費電力・時間・日数で月間kWhを計算する
- 1200Wを5時間・30日間使う場合の計算方法
- 冬家電の1200Wは5時間ずっと消費するとは限らない
- 電気単価によって1200W・月180kWhの料金は変わる
- 1200Wはコンセントの容量も確認したい消費電力
- 1200Wで電気代が気になる冬家電の例
- 実際の月間消費電力量を確認するには?
- 1000Wや1500Wの月間電力量との違いも確認する
- 1200Wを1日5時間・30日間使うと180kWh
1200Wを毎日5時間・30日間使うと180kWh
1200Wは1.2kWです。
まず、1日の消費電力量を計算します。
1200÷1000×5時間=6kWh
これを30日間続けると、
6kWh×30日=180kWh
となります。
電気単価が31円/kWhの場合、
180kWh×31円=5,580円
です。
| 項目 | 計算結果 |
|---|---|
| 消費電力 | 1200W=1.2kW |
| 1日の使用時間 | 5時間 |
| 1日の消費電力量 | 6kWh |
| 使用日数 | 30日間 |
| 月間消費電力量 | 180kWh |
| 電気単価 | 31円/kWh |
| 月間電気代 | 5,580円 |
180kWhは1200Wの家電1台について計算した電力量です。
家庭全体の1か月の電力量ではないため、電気料金の請求書に記載された使用量と混同しないようにしましょう。
1200Wを5時間使う場合の1日・1週間・1か月の早見表
1200Wを1日5時間使うと6kWhです。
使用日数が増えると、合計の消費電力量も増えます。
| 使用日数 | 消費電力量 | 電気代 |
|---|---|---|
| 1日 | 6kWh | 186円 |
| 5日 | 30kWh | 930円 |
| 7日 | 42kWh | 1,302円 |
| 14日 | 84kWh | 2,604円 |
| 20日 | 120kWh | 3,720円 |
| 28日 | 168kWh | 5,208円 |
| 30日 | 180kWh | 5,580円 |
| 31日 | 186kWh | 5,766円 |
※1200Wを毎日5時間連続消費、31円/kWhで計算しています。
毎日使う場合は30日間で5,580円ですが、平日だけ月20日使うなら3,720円です。
31日ある月では5,766円になります。
「1か月」といっても、使う日数は家庭によって異なります。
自宅の使用日数で計算することが大切です。
1200Wを毎日1時間・3時間・5時間・8時間使うと月額はいくら?
消費電力が1200Wで同じでも、使用時間が長くなるほど月間の電力量は増えます。
30日間、電気単価31円/kWhで比較します。
| 1日の使用時間 | 1日の電力量 | 30日間の電力量 | 30日間の電気代 |
|---|---|---|---|
| 30分 | 0.6kWh | 18kWh | 558円 |
| 1時間 | 1.2kWh | 36kWh | 1,116円 |
| 2時間 | 2.4kWh | 72kWh | 2,232円 |
| 3時間 | 3.6kWh | 108kWh | 3,348円 |
| 4時間 | 4.8kWh | 144kWh | 4,464円 |
| 5時間 | 6kWh | 180kWh | 5,580円 |
| 6時間 | 7.2kWh | 216kWh | 6,696円 |
| 8時間 | 9.6kWh | 288kWh | 8,928円 |
※1200Wを一定出力で使用する計算例です。8時間などの長時間連続使用を推奨するものではありません。
毎日3時間なら月3,348円、5時間なら5,580円です。
1日2時間の差でも、30日間では2,232円の違いになります。
例えば朝2時間と夜3時間使う場合は、合計5時間として計算できます。
ただし、電源を入れていた時間中に加熱が停止する暖房器具では、表どおりの電力量にならない場合があります。
1000W・1200W・1500Wを1日5時間使うとどう違う?
同じ5時間でも、消費電力によって1日のkWhや1か月の電気代は変わります。
| 消費電力 | 1日の電力量 | 30日間の電力量 | 30日間の電気代 |
|---|---|---|---|
| 600W | 3kWh | 90kWh | 2,790円 |
| 800W | 4kWh | 120kWh | 3,720円 |
| 1000W | 5kWh | 150kWh | 4,650円 |
| 1200W | 6kWh | 180kWh | 5,580円 |
| 1500W | 7.5kWh | 225kWh | 6,975円 |
※毎日5時間、30日間、31円/kWh。いずれも指定したW数を連続消費する条件です。
1000Wと1200Wでは、1日の電力量が1kWh、30日間では30kWh違います。
電気代の差は30日間で930円です。
1200Wと1500Wでは30日間で45kWh、1,395円の差になります。
なお、消費電力の低い製品が同じ仕事をするために長時間運転する場合などは、実際の電力量の大小が変わることもあります。この表は、あくまで同じ5時間の電力量を比較したものです。
1200Wは何kW?W・Wh・kWhの意味
月間電力量を計算するには、WとkWhの違いを理解する必要があります。
1200Wは1.2kW
W(ワット)は電力の単位で、電気を使う速さを表します。
kW(キロワット)は1000Wなので、1200W=1.2kWです。
家電に「消費電力1200W」と書かれていても、それだけでは使用時間や電気代は決まりません。
1200Wを5時間使うと6000Wh=6kWh
Wh(ワット時)は、電力に時間を掛けた電力量の単位です。
1200W×5時間=6000Wh
となります。
1000Wh=1kWhなので、6000Wh=6kWhです。
これを30日間使うと180kWhになります。
1200Wは電力の大きさ、180kWhは30日間で使った電力量と区別しましょう。
自宅の消費電力・時間・日数で月間kWhを計算する
1200W以外の家電でも、消費電力と使用時間がわかれば電力量と電気代を計算できます。
次のツールにW数、1日の使用時間、使用日数、電気単価を入力してください。
月間kWh・電気代計算ツール
消費電力(W)、1日の使用時間、日数、電気単価から、期間合計の電力量と電気代を計算できます。
数値を入力すると計算結果が表示されます。
※入力したW数を指定時間中ずっと消費する前提です。温度調節・自動停止・出力切り替えは反映しません。
※入力したW数を使用中ずっと消費する前提です。温度調節、出力切り替え、自動停止などによる消費電力の変化は反映されません。
1200Wを5時間・30日間使う場合の計算方法
月間消費電力量と電気代は、次の2つの式で計算できます。
1か月の電力量を求める式
月間消費電力量(kWh)=消費電力(W)÷1000×1日の使用時間(h)×使用日数(日)
1200Wを毎日5時間、30日間使う場合は、
1200÷1000×5×30=180kWh
です。
1日の電力量6kWhに30日を掛けても、同じ結果になります。
1か月の電気代を求める式
電気代(円)=月間消費電力量(kWh)×電気単価(円/kWh)
31円/kWhで計算すると、
180×31=5,580円
です。
電気単価が35円/kWhなら、180×35=6,300円になります。
なお、これは電力量に一定の単価を掛けた試算です。電気料金の請求額には基本料金や契約に応じた調整額なども関係します。
冬家電の1200Wは5時間ずっと消費するとは限らない
暖房器具では「1200W」という出力設定や定格消費電力を見かけることがあります。
しかし、実際に5時間使ったときの電力量は、運転の仕方によって変わる場合があります。
一定出力で運転する場合
1200Wの電気ストーブなどが5時間ずっと1200Wを消費した場合、1日の電力量は6kWhです。
電気単価31円/kWhなら186円になります。
毎日同じ条件で30日間使うなら180kWh・5,580円です。
ただし、製品によって連続運転に制限があることもあります。安全な使用方法は取扱説明書を確認してください。
温度調節で加熱が停止する場合
例えば1200Wのヒーターを5時間使用し、そのうち合計3時間だけ1200Wで加熱、残りの2時間は電力を消費しなかったと仮定します。
この場合、1日の電力量は、
1200÷1000×3=3.6kWh
です。
30日間では108kWh、31円/kWhなら3,348円になります。
ただし、これは加熱時間を仮定した計算例です。実際には送風ファンや制御回路などで電気を消費する機器もあります。
「5時間電源を入れていたから、必ず6kWh使った」とは限らない点に注意しましょう。
電気単価によって1200W・月180kWhの料金は変わる
1200Wを毎日5時間、30日間使う場合の電力量は180kWhです。
電気単価別に月額を比較すると、次のようになります。
| 電気単価 | 1日の電気代 | 30日間の電気代 |
|---|---|---|
| 27円/kWh | 162円 | 4,860円 |
| 31円/kWh | 186円 | 5,580円 |
| 35円/kWh | 210円 | 6,300円 |
| 40円/kWh | 240円 | 7,200円 |
31円/kWhでは月5,580円ですが、40円/kWhなら7,200円です。
その差は1,620円になります。
表の電気単価は比較用の例です。
契約している電気料金プランによって金額は異なるため、実際の料金明細も確認してください。
1200Wはコンセントの容量も確認したい消費電力
1200Wは、家庭用家電の中では比較的大きな消費電力です。
一般的な100V・15Aのコンセントでは、計算上の定格容量は1500Wです。
1200Wの家電を使用している同じコンセントに400Wの家電を同時接続すると、合計1600Wとなり、1500Wを超えます。
また、同じ分岐回路につながる別のコンセントでも、回路全体の容量に注意が必要です。
電源タップや延長コードは製品によって対応容量が異なります。
暖房器具によっては壁のコンセントへの直接接続を指定しているため、家電と配線器具の説明書に従ってください。
コードやプラグの異常発熱、変色、焦げ臭さなどがあれば使用を中止してください。
1200Wで電気代が気になる冬家電の例
1200W前後の消費電力は、一部のセラミックファンヒーターや電気ストーブなどで見られます。
ただし、すべての暖房器具が1200Wで動くわけではありません。
例えばセラミックファンヒーターの電気代では、600W・1200Wの出力別の料金を紹介しています。
また、電気ストーブの電気代では、400W・800W・1200Wで使った場合の料金を計算しています。
どちらも実際の製品によって出力や温度制御が異なるため、仕様を確認したうえで参考にしてください。
暖房器具の種類そのものを比較したい場合は、冬の暖房器具の電気代・暖かさ・使いやすさを比較する記事も参考になります。
実際の月間消費電力量を確認するには?
1200Wと表示された家電でも、温度調節などによって消費電力が変わる場合があります。
実際の使用電力量を知りたいときは、製品仕様にある平均消費電力量などを確認しましょう。
また、接続条件に対応した家電と測定器であれば、ワットチェッカーなどで消費電力量を確認する方法もあります。
例えば5時間の使用で4kWhを消費した場合、その日の平均消費電力は、
4÷5×1000=800W
です。
同じ条件で30日間使うなら120kWh、31円/kWhで3,720円と計算できます。
ただし、これは測定結果を仮定した例です。暖房器具では室温や設定温度によって日ごとの電力量が変化する場合があります。
ワットチェッカーなどの測定器には定格や対応機器の制限があります。
特に暖房器具では測定器の使用を禁止している場合があるため、家電と測定器の説明書を確認してください。
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1000Wや1500Wの月間電力量との違いも確認する
1000Wを毎日8時間、30日間使うと240kWhです。
詳しくは1000Wを1日8時間使うと1か月で何kWh?で紹介しています。
1500Wを8時間使う場合の計算は、1500Wを8時間使った場合の電力量と電気代で確認できます。
同じ1200Wでも1日の使用時間を変更すると、月間の電力量は大きく変わります。
自宅の使い方に合わせて計算ツールを使ってみてください。
1200Wを1日5時間・30日間使うと180kWh
1200Wの家電を1日5時間、30日間連続使用すると、消費電力量は180kWhです。
電気単価31円/kWhなら1日186円、30日間で5,580円になります。
20日間なら120kWh・3,720円、31日間なら186kWh・5,766円です。
計算式は「W÷1000×1日の使用時間×日数」で月間kWhを求め、電気単価を掛けるだけです。
ただし、温度調節や自動停止のある家電では、実際の平均消費電力が異なる場合があります。
定格W数だけでなく、毎日の使用時間と運転方法も確認しましょう。
