気圧1013hPaはどれくらい?1気圧との関係をわかりやすく解説

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気圧1013hPaは、標準大気圧の「1気圧」にほぼ等しい気圧です。1気圧は正確には1013.25hPaなので、1013hPaとの差はわずか0.25hPaです。

別の単位にすると、1013hPa=101,300Pa=101.3kPaです。

1気圧に対する割合は約99.98%なので、1013hPaは「ほぼ1気圧」と考えると数字の大きさをつかみやすくなります。

この記事では、1013hPaを別の単位へ換算し、1気圧との関係や1000hPa・1020hPaとの違い、圧力として見たときの大きさを数字で比較します。

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1013hPaはどれくらい?まず数字を換算

1013hPaの大きさを理解するには、PaやkPaへ換算すると分かりやすくなります。

1013hPaは101,300Pa

hPaは「ヘクトパスカル」と読みます。「ヘクト」は100倍を意味するため、1hPaは100Paです。

したがって、1013hPaをPaに換算すると次のようになります。

1013hPa × 100 = 101,300Pa

つまり、1013hPaは101,300Paです。

kPaでは101.3kPa

1kPaは1,000Paなので、101,300Paを1,000で割るとkPaに換算できます。

101,300Pa ÷ 1,000 = 101.3kPa

そのため、1013hPaは101.3kPaです。

barでは1.013bar

1barは100,000Paと定義されています。

1013hPa=101,300Paなので、barへ換算すると、

101,300Pa ÷ 100,000 = 1.013bar

となります。

単位1013hPaの換算値
hPa1013hPa
Pa101,300Pa
kPa101.3kPa
bar1.013bar
atm約0.99975atm
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1013hPaと1気圧はどれくらい違う?

1013hPaを理解するうえで最も分かりやすい基準が「1気圧」です。

標準大気圧は正確に101,325Paと定義されています。

1気圧は1013.25hPa

標準大気圧の1気圧(1atm)は、

1気圧=101,325Pa=1013.25hPa

です。

これに対して1013hPaは101,300Paなので、非常に近い数字であることが分かります。

参考:BIPM「Definition of the standard atmosphere」

差はわずか0.25hPa

1013hPaと1気圧との差を計算すると、

1013.25hPa − 1013hPa = 0.25hPa

です。

Paに換算すると、

0.25hPa × 100 = 25Pa

なので、差はわずか25Paです。

1013hPaは1気圧の約99.98%

1013hPaが1気圧の何%にあたるか計算すると、

1013 ÷ 1013.25 × 100 = 約99.975%

です。

四捨五入すると、1013hPaは1気圧の約99.98%になります。

つまり、「1013hPaはどれくらい?」という量感を知りたい場合は、ほぼ1気圧と考えるのが最もシンプルです。

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1013hPaの圧力を身近な大きさで考える

1013hPaは「空気の量」ではなく「圧力」を表しています。

Paの定義を使うと、一定の面積にどれくらいの力がかかる数字なのかを計算できます。

1㎡あたりでは101,300Nの圧力

Pa(パスカル)は、1㎡あたりに1N(ニュートン)の力がかかる圧力を表します。

1Pa=1N/㎡

1013hPa=101,300Paなので、1㎡あたりでは、

101,300N

の力に相当する圧力です。

重量相当なら1㎡あたり約10.3トン

標準重力加速度9.80665m/s²を使って101,300Nを重量相当に置き換えると、

101,300N ÷ 9.80665 ≒ 10,330kg

となります。

つまり、圧力の大きさだけを重量に置き換えると、1㎡あたり約10.3トン分の重量に相当する力です。

これは大気圧の大きさを体感するための換算です。

実際の大気圧は上からだけではなく、さまざまな方向から作用しています。

1cm四方では約1.03kg分の力に相当

1cm×1cmの面積は、

1cm²=0.0001㎡

です。

1013hPaで1cm²にかかる力は、

101,300N/㎡ × 0.0001㎡ = 10.13N

となります。

重量相当に換算すると、

10.13N ÷ 9.80665 ≒ 1.03kg

です。

つまり1013hPaは、1cm四方あたりで見ると約1.03kgの重量に相当する力です。

これは圧力を重量に置き換えた目安であり、実際に1kgの物体が載っているという意味ではありません。

1000hPa・1013hPa・1020hPaを比較

1013hPaがどのあたりの数字なのかは、近い気圧と比較するとさらに分かりやすくなります。

気圧Pa換算標準大気圧1013.25hPaとの差1気圧に対する割合
1000hPa100,000Pa−13.25hPa約98.69%
1010hPa101,000Pa−3.25hPa約99.68%
1013hPa101,300Pa−0.25hPa約99.98%
1013.25hPa101,325Pa0hPa100%
1020hPa102,000Pa+6.75hPa約100.67%

1000hPaとの差は13hPa

1013hPaと1000hPaの差は、

1013hPa − 1000hPa = 13hPa

です。

Paへ換算すると、

13hPa × 100 = 1,300Pa

の差になります。

1013hPaを基準に割合で見ると、約1.28%の差です。

1010hPaとの差は3hPa

1013hPaと1010hPaの差は3hPaです。

1013hPa − 1010hPa = 3hPa

Paでは、

3hPa × 100 = 300Pa

の差になります。

1020hPaとの差は7hPa

1020hPaと1013hPaの差は、

1020hPa − 1013hPa = 7hPa

です。

Paに換算すると、

7hPa × 100 = 700Pa

となります。

このように、1013hPaを基準にすると、1000hPaは13hPa低く、1010hPaは3hPa低く、1020hPaは7hPa高い数字です。

1013hPaを見るときに知っておきたいこと

1013hPaは1気圧にほぼ等しい数字ですが、天気情報の中では数字だけで判断できない点もあります。

1013hPaだから高気圧・低気圧とは決まらない

1013hPaが標準大気圧にほぼ等しいからといって、その場所が高気圧なのか低気圧なのかを1013hPaという数字だけで決めることはできません。

気象庁では、高気圧を周囲より気圧が高い領域、低気圧を周囲より気圧が低い領域として扱っています。

つまり、高気圧・低気圧を見るときに重要なのは、1013hPaという絶対値ではなく、周囲の気圧との比較です。

参考:気象庁「気圧配置 気圧・高気圧・低気圧に関する用語」

標高が高いほど現地の気圧は低くなる

気圧は、その地点より上にある空気の重さと関係しています。

そのため、一般に標高が高くなるほど現地で観測される気圧は低くなります。

異なる標高の観測地点の気圧をそのまま比較すると、天候だけでなく標高の違いも数字に含まれてしまいます。

天気図では海面気圧が使われる

天気図では、異なる標高の地点を比較しやすくするため、観測した気圧を海面の高さに換算した「海面気圧」が使われます。

そのため、「1013hPa」という同じ数字でも、現地で実際に観測した気圧なのか、海面の高さに換算した気圧なのかで意味の前提が異なる場合があります。

1013hPaを簡単にまとめると

1013hPaは101,300Pa=101.3kPaで、標準大気圧の1気圧にほぼ等しい気圧です。

  • 1013hPa=101,300Pa
  • 1013hPa=101.3kPa
  • 1013hPa=1.013bar
  • 1気圧=1013.25hPa=101,325Pa
  • 1013hPaと1気圧との差は0.25hPa=25Pa
  • 1013hPaは1気圧の約99.98%
  • 1000hPaとの差は13hPa=1,300Pa
  • 1020hPaとの差は7hPa=700Pa
  • 圧力の大きさは1㎡あたり約101,300N

1013hPaという数字を見たら、まず「ほぼ1気圧」と考えると分かりやすいでしょう。

一方、高気圧・低気圧は1013hPaを境目に機械的に分けるものではなく、周囲との気圧差によって判断されます。

天気図の数字を見る場合は、1013hPaそのものの大きさと、周囲との比較を分けて考えるのがポイントです。

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