「台風は1年間に何個くらい発生する?」「そのうち何個が日本に来る?」「毎年何個くらい上陸する?」と気になりますよね。
気象庁の1991~2020年の平年値では、台風の数は年間で、
- 発生数:25.1個
- 日本への接近数:11.7個
- 日本への上陸数:3.0個
です。
ざっくり覚えるなら、世界の対象海域で年間約25個発生し、日本には約12個が接近、そのうち約3個が上陸という数字になります。
この記事では、台風が年間何個発生するのか、日本への接近・上陸数や割合まで数字で比較します。
台風は年間何個?発生・接近・上陸を早見表で比較
| 項目 | 年間の平年値 | ざっくりした数 |
|---|---|---|
| 台風の発生 | 25.1個 | 約25個 |
| 日本への接近 | 11.7個 | 約12個 |
| 日本への上陸 | 3.0個 | 約3個 |
発生25.1個 → 接近11.7個 → 上陸3.0個と覚えると分かりやすいでしょう。
ここで重要なのは、「発生」「接近」「上陸」は同じ数字ではないという点です。
台風は1年に平均25.1個発生する
1か月平均なら約2.1個
年間25.1個を12か月で単純平均すると、
25.1÷12=約2.09個
です。
つまり年間平均だけを12等分すれば、1か月あたり約2.1個となります。
約14.5日に1個の計算
365日を25.1個で割ると、
365÷25.1=約14.5日
です。
年間平均だけで考えれば、およそ2週間に1個のペースで台風が発生している計算になります。
ただし、実際には年間を通して均等に発生するわけではなく、夏から秋に多くなります。
日本には年間平均11.7個の台風が接近する
年間約12個が日本へ接近
日本への台風接近数の平年値は年間11.7個です。
ざっくりすると、
年間約12個
となります。
発生した台風の約47%に相当
発生数25.1個に対して接近数11.7個なので、単純に割合を計算すると、
11.7÷25.1×100=約46.6%
です。
つまり年間の平年値同士を比較すると、発生数に対して日本への接近数は約47%の大きさになります。
ただし、これは30年間の平年値同士を単純比較した割合で、「発生した台風の毎年必ず47%が接近する」という意味ではありません。
日本への「接近」はどれくらい近づくこと?
中心が気象官署などから300km以内
台風の「接近」は、台風の中心が国内のいずれかの気象官署などから300km以内に入った場合です。
そのため、「日本に接近した台風」と「日本に上陸した台風」は同じではありません。
接近しても上陸しない台風は多い
年間の平年値を比べると、
- 接近:11.7個
- 上陸:3.0個
です。
つまり、日本へ近づいても海上を通過するなどして、上陸しない台風も多くあります。
日本に上陸する台風は年間平均3.0個
ざっくり年3個
日本への台風上陸数は年間平均3.0個です。
年間25.1個発生するうち、日本へ上陸する数は平均すると約3個になります。
4か月に1個という単純平均
1年間を3個で単純に割ると、
12÷3=4か月
です。
数字だけなら4か月に1個となりますが、実際の上陸は夏から秋に集中するため、年間を均等に4か月おきに上陸するわけではありません。
台風の「上陸」とは?
中心が本土の海岸線に達した場合
台風の「上陸」は、台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達した場合です。
沖縄を通過しても「上陸数」にならない場合がある
台風が沖縄や小さな島を通ったからといって、すべてが統計上の「上陸」になるわけではありません。
そのため、ニュースで「沖縄を直撃した」と感じる台風があっても、日本への上陸数の統計とは一致しないことがあります。
発生25.1個のうち何%が日本に上陸する?
単純計算では約12%
年間発生数25.1個と上陸数3.0個を単純比較すると、
3.0÷25.1×100=約12.0%
です。
平年値同士では、上陸数は発生数の約12%に相当します。
約8個に1個という数字
逆数で見ると、
25.1÷3.0=約8.4
です。
平年値を単純比較すれば、発生約8個分に対して上陸1個程度の数字になります。
ただし、これも個々の台風が「8分の1の確率で上陸する」という意味ではありません。
日本へ接近した台風のうち何個が上陸する?
接近11.7個に対して上陸3.0個
平年値を比較すると、
3.0÷11.7×100=約25.6%
です。
接近数に対して上陸数は約26%の大きさになります。
約4個の接近に対して上陸1個
11.7÷3.0を計算すると、
約3.9
です。
平年値同士の比較では、約4個の接近に対して1個程度の上陸数となります。
発生・接近・上陸を100個換算すると?
25.1個の発生を100とした場合、平年値を単純換算すると次のようになります。
| 項目 | 発生を100とした場合 |
|---|---|
| 発生 | 100 |
| 日本への接近 | 約47 |
| 日本への上陸 | 約12 |
数字の規模感としては、発生100に対して接近約47、上陸約12です。
これはあくまで1991~2020年の年間平年値を比率にしたものです。
台風は毎年25個ちょうど発生する?
25.1個は30年間の平均
年間25.1個という数字は、1991~2020年の30年間を平均した平年値です。
毎年25個または26個になるという意味ではありません。
年によって発生数は変わる
台風の発生状況は年によって異なります。
平均より多い年もあれば、少ない年もあります。
そのため、25.1個は「毎年の決まった個数」ではなく、長期間で見た平均的な数字として見るのが適切です。
台風は1年中発生する?
平年値では冬にも発生がある
台風は夏や秋だけの現象ではありません。
平年値では1月・2月・3月・12月にも発生数があります。
特に多いのは夏から秋
一方で、発生数は年間を通して均等ではありません。
平年値では8月が5.7個、9月が5.0個と多く、7月も3.7個となっています。
「何月に多いのか」は別の記事で月別に詳しく比較します。
年間25.1個のうち8月・9月だけで何個?
8月5.7個+9月5.0個=10.7個
平年値では、
5.7+5.0=10.7個
です。
8月と9月だけで年間25.1個のうち10.7個が発生する計算です。
年間の約43%
割合を計算すると、
10.7÷25.1×100=約42.6%
です。
平年値では、年間発生数の約43%に相当する数が8月と9月に集中しています。
台風の年間発生数についてよくある質問
台風は1年に平均何個発生しますか?
1991~2020年の平年値では年間25.1個です。ざっくり年間約25個と覚えると分かりやすいでしょう。
日本には年間何個の台風が来ますか?
日本への接近数の平年値は11.7個です。約12個になります。
日本には年間何個上陸しますか?
上陸数の平年値は3.0個です。
発生した台風は全部日本に来ますか?
いいえ。年間発生数25.1個に対して日本への接近数は11.7個、上陸数は3.0個です。
台風は平均何日に1個発生しますか?
年間25.1個を365日で単純計算すると、約14.5日に1個です。ただし実際は夏から秋に多く発生します。
日本への接近と上陸は同じですか?
違います。接近は台風の中心が国内の気象官署などから300km以内に入ること、上陸は中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達することです。
まとめ|台風は年間約25個発生し約12個が日本へ接近
- 台風の年間発生数は平年25.1個
- ざっくり年間約25個
- 単純平均では約14.5日に1個
- 日本への接近数は年間11.7個
- 日本への上陸数は年間3.0個
- 発生数に対する接近数は約47%相当
- 発生数に対する上陸数は約12%相当
- 接近数に対する上陸数は約26%相当
- 8月と9月の発生数だけで平年10.7個
「台風は年間何個?」への答えは、平年値で25.1個、ざっくり約25個です。
そのうち日本への接近数は11.7個、上陸数は3.0個となっています。
ただし年間25.1個は平均値であり、毎年同じ数になるわけではありません。台風の多い時期については、月別の数字を見るとさらに分かりやすくなります。
関連記事
▶ 台風はどれくらいから強い?風速・中心気圧・強風域・暴風域を数字で比較
▶ 台風の速度20km/h・30km/h・50km/hはどれくらい?
▶ 台風は何月が多い?1月~12月の月別発生数を数字で比較
▶ 大型台風・超大型台風は何km?強風域500km・800kmを数字で比較
