台風情報を見ていると、「暴風域に入る見込み」「暴風域を伴う台風」といった表現が出てきます。
しかし、「暴風域って風速何mから?」「25m/sはどれくらい強い?」「強風域とは何が違う?」と分かりにくいですよね。
結論からいうと、台風の暴風域は風速25m/s以上の風が吹いている、または吹く可能性がある範囲です。
風速25m/sを時速へ換算すると、
25×3.6=90km/h
になります。
つまり暴風域は、時速90km相当以上の風が吹く可能性がある範囲と考えると、数字の大きさをイメージしやすくなります。
この記事では、暴風域の基準25m/s、強風域15m/sとの違い、台風の強さとの関係まで数字で比較します。
台風の暴風域は風速25m/s以上
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 暴風域の基準 | 風速25m/s以上 |
| 時速換算 | 90km/h |
| ノット換算 | 約48.6kt |
| 強風域の基準 | 15m/s以上 |
| 「強い台風」の基準 | 最大風速33m/s以上 |
暴風域を見るときは「25m/s=時速90km」と覚えると分かりやすいでしょう。
風速25m/sは時速90km
25m/sをkm/hへ換算する
風速m/sを時速km/hへ換算する場合は、
m/s×3.6
で計算できます。
25m/sなら、
25×3.6=90km/h
です。
1秒で25m進む速さ
25m/sとは、空気が1秒間に25m進む速さです。
10秒なら250m、1分間なら単純計算で1500mに相当します。
もちろん実際の風は一定方向・一定速度で吹き続けるわけではありませんが、25m/sという数字の大きさをイメージする目安になります。
暴風域と強風域は何m違う?
強風域は15m/s以上
台風の強風域は、風速15m/s以上の風が吹いている、または吹く可能性がある範囲です。
15m/sを時速へ換算すると、
15×3.6=54km/h
です。
暴風域は25m/s以上
暴風域は25m/s以上なので、数字を比較すると、
| 範囲 | 風速 | 時速 |
|---|---|---|
| 強風域 | 15m/s以上 | 54km/h以上 |
| 暴風域 | 25m/s以上 | 90km/h以上 |
境界となる風速には、
25-15=10m/s
の差があります。
時速換算では36km/hの差です。
暴風域は台風のどの部分?
強風域の内側にある
台風では、一般に中心へ近づくほど風が強くなる傾向があります。
台風情報では、15m/s以上の範囲を強風域、その内側で25m/s以上の風が吹く可能性がある範囲を暴風域として表します。
すべての台風に暴風域があるとは限らない
台風になった時点の最大風速はおよそ17m/s以上です。
そのため、最大風速が25m/s未満の台風では、25m/s以上となる暴風域はありません。
「台風=必ず暴風域がある」わけではない点は重要です。
暴風域があるのは最大風速何mから?
25m/s以上なら暴風域を持つ可能性がある
暴風域の基準自体が25m/s以上なので、台風の最大風速が25m/s未満なら暴風域は成立しません。
最大風速が25m/s以上になると、中心付近などに暴風域を伴う可能性があります。
「強い台風」の33m/sとは別の基準
ここで間違えやすいのが、
- 暴風域:25m/s以上
- 強い台風:最大風速33m/s以上
という違いです。
最大風速25~32m/sの台風は暴風域を持つ可能性がありますが、公式な強さの階級ではまだ「強い台風」とは呼ばれません。
風速25mは「強い台風」ではない?
公式な「強い」は33m/s以上
台風の強さの階級では、最大風速33m/s以上44m/s未満が「強い」です。
そのため、最大風速25m/sは暴風域の基準に達する数字ですが、公式な「強い台風」の基準には届いていません。
階級名がなくても暴風になる
25m/sは時速90kmに相当します。
「強い」という階級名が付いていなくても、暴風域に入れば強い風への警戒が必要です。
▶ 台風の風速は何mから強い?17m・25m・33m・44m・54mを比較
暴風域に入ると最大風速25mになる?
25m/sぴったりという意味ではない
暴風域は、「25m/s以上」の風が吹く可能性がある範囲です。
そのため、暴風域に入ったから風速が必ず25m/sぴったりになるわけではありません。
25m/sを超える風になる可能性もある
台風の位置や進路、自分のいる場所によっては30m/s、40m/sなどさらに強い風になることもあります。
暴風域の25m/sは、あくまで範囲を示す基準となる数字です。
暴風域と最大風速は何が違う?
暴風域は「範囲」
暴風域は、風速25m/s以上の風が吹いている、または吹く可能性があるエリアを表しています。
最大風速は「台風の中で最も強い風」
一方、最大風速は台風の強さを表す数字です。
たとえば最大風速40m/sの台風なら、暴風域の基準25m/sよりさらに強い風が中心付近などで吹いていることになります。
つまり、
暴風域=25m/s以上になる範囲
最大風速=台風で最も強い平均風速
と分けると理解しやすいでしょう。
暴風域と暴風警戒域は違う?
暴風域は現在の25m/s以上の範囲
暴風域は、現在25m/s以上の風が吹いている、または地形の影響などがなければ吹く可能性がある範囲です。
暴風警戒域は将来の暴風域を考えた範囲
台風予報では、将来台風が予報円内を進んだ場合に暴風域に入る可能性のある範囲が示されます。
現在の暴風域そのものと、今後の予報で示される暴風への警戒範囲は同じ意味ではありません。
暴風域の半径100km・200km・300kmはどれくらい?
半径100kmなら直径約200km
暴風域を単純な円として考えた場合、半径100kmなら、
100×2=直径200km
です。
半径300kmなら直径約600km
同じように計算すると、
| 暴風域の半径 | 直径の目安 |
|---|---|
| 50km | 100km |
| 100km | 200km |
| 200km | 400km |
| 300km | 600km |
実際の暴風域は完全な円ではない場合もありますが、大きさを数字でイメージする目安になります。
暴風域25m/sと33m・44m・54mを比較
| 風速 | 時速 | 台風での意味 |
|---|---|---|
| 15m/s | 54km/h | 強風域の基準 |
| 25m/s | 90km/h | 暴風域の基準 |
| 33m/s | 118.8km/h | 「強い」台風 |
| 44m/s | 158.4km/h | 「非常に強い」台風 |
| 54m/s | 194.4km/h | 「猛烈な」台風 |
15・25・33・44・54m/sを覚えておくと、台風情報の数字をかなり読みやすくなります。
暴風域に入る前に外出を中止した方がいい?
25m/sになってから行動するのは避けたい
暴風域の基準は25m/sですが、25m/sになってから屋外で準備を始めるのでは遅くなる場合があります。
すでに15m/s以上の強風域でも、屋外活動への影響は大きくなります。
移動や屋外作業は早めに見直す
暴風域へ入る予報が出ている場合は、実際に25m/sになる前に移動や屋外作業を終えることを優先しましょう。
特に車・バイク・自転車・徒歩での移動は、風が強くなってからでは安全に行動しにくくなる場合があります。
台風の暴風域についてよくある質問
台風の暴風域は風速何mからですか?
風速25m/s以上の風が吹いている、または吹く可能性がある範囲です。
風速25mは時速何kmですか?
時速90kmです。
暴風域と強風域は何が違いますか?
強風域は15m/s以上、暴風域は25m/s以上の風が吹く、または吹く可能性がある範囲です。
すべての台風に暴風域がありますか?
ありません。最大風速が25m/s未満の台風では暴風域はありません。
暴風域に入ったら必ず25m/s吹きますか?
25m/s以上の風が吹く、または吹く可能性がある範囲という意味です。場所によって風速は異なります。
25m/sは「強い台風」ですか?
台風の公式な「強い」という階級は最大風速33m/s以上なので、25m/sとは別の基準です。
まとめ|台風の暴風域は25m/s以上・時速90km
- 暴風域の基準は風速25m/s以上
- 25m/sは時速90km
- 強風域は15m/s以上・時速54km以上
- 強風域と暴風域の境界には10m/sの差がある
- すべての台風に暴風域があるわけではない
- 暴風域と最大風速は別の数字
- 「強い台風」は最大風速33m/s以上
- 暴風域に入る前に屋外活動や移動を見直したい
台風の暴風域は「風速25m/s以上」、時速換算では90km/h以上の風が吹く可能性がある範囲です。
25m/sは「強い台風」の33m/sとは別の基準ですが、すでに非常に強い風です。
暴風域へ入る予報が出た場合は、25m/sになってから対応するのではなく、風が弱いうちに移動や屋外作業を終える判断を優先しましょう。
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