180ml(ミリリットル)はどれくらい?米1合=何カップかを徹底解説【計量カップ換算・紙コップ目安】

🥤 容量・体積の単位をマスター

💡180ml=米1合=紙コップ約9分目=1カップ(200ml)の9割。

レシピに「180ml」って書いてあるけど、これって何カップ?

料理やお米を炊く時に登場する「180ml」。

「1カップは200mlなのに、なぜ180ml?」「米1合って何ml?」と疑問に思ったことはありませんか?

実は180mlは日本の食文化で特別な意味を持つ重要な単位なんです。

この記事でわかること

  • 180ml=米1合の正確な定義と歴史的背景
  • 紙コップ・ペットボトルでの測り方
  • 200mlとの違いと使い分け

約3分でサクッと読めます。

💡 関連記事:200mlはどれくらい? | 米1合はどれくらい?


180mlはどれくらい?一目でわかる概要

180mlの基本定義

180mlは日本の伝統的な米の単位「1合(いちごう)」と同じ容量です。

単位容量180mlとの関係
小さじ15ml180mlの1/36
大さじ115ml180mlの1/12
1合(米用)180ml基準
1カップ(料理用)200ml180mlの約1.1倍
1升1800ml(1.8L)180mlの10倍

180ml=1合=大さじ12杯=小さじ36杯という関係です。

視覚イメージで即理解

身近なもの容量180mlとの関係
紙コップ(205ml)205ml約9分目
缶コーヒー190mlほぼ同じ
牛乳パック1L1000ml約1/5.5
500mlペットボトル500ml約1/2.8(やや少なめ)
1カップ計量カップ200ml9割の位置
お茶碗1杯(ご飯)約150mlやや少ない

紙コップの9分目缶コーヒー1本が180mlの最も分かりやすい目安です。

生活シーン別の活用場面

米を炊く:1合=180ml(最も重要)
日本酒:1合=180ml(お酒の単位)
料理の水分:200mlより少し少なめの量が必要な時
炊飯器の目盛り:「1合」の線=180ml


180mlと米1合の関係

米1合の詳細

項目数値備考
容量180ml生米の体積
重さ約150g生米の重さ
炊き上がり約350g茶碗約2杯分
炊飯に必要な水200〜220ml米の1.1〜1.2倍
1人前0.5〜1合食べる量による

米1合(180ml・150g)を炊くと、約350gのご飯になります。

これはお茶碗約2杯分です。

米1合を炊く水の量

米の量水の量(ml)水の量(カップ)比率
1合(180ml)200〜220ml1〜1.1カップ1:1.1〜1.2
2合(360ml)400〜440ml2〜2.2カップ1:1.1〜1.2
3合(540ml)600〜660ml3〜3.3カップ1:1.1〜1.2
5合(900ml)1000〜1100ml5〜5.5カップ1:1.1〜1.2

米1合に対して水は1.1〜1.2倍が基本。

炊飯器の目盛り通りに入れれば自動で調整されます。

1合・1升・1斗・1石の関係

単位容量重さ(米)関係
1合(ごう)180ml約150g基準
1升(しょう)1800ml(1.8L)約1.5kg10合
1斗(と)18L約15kg10升=100合
1石(こく)180L約150kg10斗=100升=1000合

江戸時代の武士の給与は「石」で表されました

1石=大人1人が1年間に食べる米の量とされています。


身近なもので180mlを測る方法

容器で測る(精度高)

容器正式容量180mlの測り方精度
米用計量カップ(1合)180mlすりきり1杯★★★★★
紙コップ(205ml)205ml約9分目★★★★☆
缶コーヒー190mlほぼ1缶★★★★☆
1カップ計量カップ200ml9割の位置★★★★★
500mlペットボトル500mlやや1/3より多め★★★☆☆

米用の1合カップが最も正確です。

ない場合は紙コップの9分目か、料理用計量カップの9割の位置で測れます。

ペットボトルで測る方法

ペットボトル180mlの測り方計算
500ml約36%の高さ500ml÷180ml≒2.78
1L約18%の高さ5.5合分
2L約9%の高さ使いにくい

500mlペットボトルの約1/3より少し多めが180mlです。

マジックで線を引いておくと便利。

米用カップと料理用カップの違い

種類容量用途注意点
米用カップ(1合)180ml米専用米を測る時のみ使用
料理用カップ(1カップ)200ml料理全般米を測ると20ml多くなる
20ml間違えると失敗する

重要:米用カップと料理用カップは別物です。

米を料理用カップで測ると、1合が約1.1合分になってしまい、水加減が狂います。


180mlと200mlの違い

180mlと200mlの比較表

項目180ml200ml
用途米の単位(1合)料理の単位(1カップ)
歴史江戸時代から1959年計量法から
重さ(水)約180g約200g20g
紙コップ約9分目ほぼ満タン約1cm
大さじ換算12杯約13.3杯1.3杯

180mlと200mlの差は20mlで、大さじ約1.3杯分です。

使い分けが必要な場面

シチュエーション使うべき単位理由
米を炊く180ml(1合)米専用の単位
水・だし汁200ml(1カップ)料理の標準単位
日本酒を注ぐ180ml(1合)お酒の伝統単位
牛乳・液体調味料200ml(1カップ)料理の標準単位
海外レシピ240ml(1 cup)国際的な単位

米と日本酒は180ml、それ以外の料理は200mlが基本です。


180mlと重さ(g)の関係

液体の180ml=何g?

液体180mlの重さ比重備考
約180g1.0基準
牛乳約185g1.03水より少し重い
約180g1.0水とほぼ同じ
醤油約207g1.15水より重い
みりん約207g1.15醤油と同程度
サラダ油約162g0.9水より軽い
日本酒約180g1.0水とほぼ同じ

水・牛乳・日本酒は180ml≒180gと覚えておけば便利です。

米の180mlと150gの違い

測り方数値用途精度
容量で測る180ml計量カップ(1合カップ)★★★★★
重さで測る約150gキッチンスケール★★★★★
目分量茶碗1杯強緊急時のみ★★☆☆☆

米は通常「180ml(1合)」で測りますが、150gで測っても同じです。


180mlの歴史と文化

「1合」の由来と歴史

時代内容
奈良時代中国から「合」の単位が伝来
江戸時代1合=約180mlに統一
明治時代尺貫法で正式に規定
1959年計量法でメートル法と併用
現在米と日本酒で使用継続

1合は約1000年以上前から使われている伝統的な単位です。

日本酒の1合

容量呼び方備考
180ml1合居酒屋の「日本酒1合」
360ml2合徳利1本分
720ml4合瓶一般的な日本酒の瓶
1800ml1升瓶10合分

居酒屋で「日本酒1合」を注文すると180mlが出てきます。

なぜ米だけ180mlなのか?

理由説明
伝統江戸時代からの単位を継承
文化日本人の食生活に根付いた単位
実用性1合=茶碗約2杯分で計算しやすい
国際標準との調整料理は200ml、米は180mlで区別

1959年に料理の単位を200mlに統一したが、米と日本酒は伝統を尊重して180mlを維持しました。


知っておくと便利な180mlの知識

炊飯器の「合」表示

炊飯器の表示意味水の量
1合の線米1合(180ml)分の水位約200ml
3合の線米3合(540ml)分の水位約600ml
5合の線米5合(900ml)分の水位約1000ml

炊飯器の内釜の線まで水を入れれば、自動で米の1.1〜1.2倍の水量になります。

1合で何人前?

人数米の量備考
1人(小食)0.5合(90ml)女性・子供
1人(標準)0.7〜1合(126〜180ml)一般的
1人(大盛り)1.5合(270ml)男性・よく食べる人
2人1.5〜2合(270〜360ml)標準
4人家族3〜4合(540〜720ml)標準

1合=茶碗約2杯分なので、1〜2人なら1合で十分です。

米以外で180mlを使う場面

用途内容
日本酒1合=180ml(居酒屋の日本酒)
おかゆ米1合(180ml)に水5〜6倍
リゾット米1合(180ml)に水2倍程度
炊き込みご飯米1合(180ml)+具材の水分

日本酒も米も、どちらも180ml=1合です。

180mlと健康・栄養

項目米1合(180ml・生米150g)炊き上がり(350g)
カロリー約534kcal約588kcal
糖質約111g約129g
タンパク質約9g約10.5g
茶碗1杯分約294kcal(175g)

米1合を炊くと約588kcalで、茶碗2杯分(各約294kcal)になります。


180mlを正確に測るコツ

米用カップでの正確な測り方

手順方法ポイント
① すくうカップで米をすくうふんわりと
② すりきる箸や指で平らにするギュッと押さない
③ 確認目盛りを確認180mlちょうど

米は押し込まず、ふんわりとすくってすりきるのが正しい測り方です。

計量カップ(200ml)で180mlを測る方法

方法手順精度
9割の線で200mlカップの9割位置★★★★☆
180ml線があればそのまま使う★★★★★
200ml−20ml200ml測って20ml捨てる★★★☆☆

200mlカップの9割=180mlです。

多くの計量カップには180mlの目盛りもついています。

目分量で180mlを推測する

方法精度使用場面
紙コップ9分目★★★★☆計量カップがない時
缶コーヒー1本★★★★☆緊急時
お茶碗1杯+少し★★☆☆☆あくまで目安

正確に炊きたい時は必ず計量カップか米用カップを使いましょう


まとめ

180mlの要点:

  • 180ml=米1合=紙コップ約9分目=1カップ(200ml)の9割
  • 米1合(180ml・150g)を炊くと茶碗約2杯分(350g)
  • 米用カップ(180ml)と料理用カップ(200ml)は別物
  • 日本酒も1合=180ml
  • 180mlと200mlの差は20ml(大さじ約1.3杯)

180mlは日本の伝統的な米の単位「1合」そのもので、1000年以上の歴史があります。

米を炊く時は必ず180ml(1合)で測り、料理の水分は200ml(1カップ)を使い分けることが大切です。

これで、次から「180mlってどれくらい?」「米1合って何ml?」に困ることはありません。

毎日のご飯がもっと美味しく炊けるはずです。


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