電気あんかは一晩で電気代どれくらい?20W・60Wで計算

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電気あんかの電気代は、電気単価31円/kWhで計算すると、20Wで1時間0.62円、60Wで1時間1.86円です。8時間では20Wが4.96円、60Wが14.88円になります。

ただし、これは定格消費電力で8時間ずっと通電した場合の計算です。実際の電気あんかには温度調節で通電時間を抑える製品があり、メーカー公表の標準消費電力量から計算すると、さらに小さい金額になる場合があります。

また、電気あんかは就寝中に身体へ長時間触れると低温やけどの危険があります。

この記事の「一晩8時間」は電気代を比較するための時間設定であり、就寝中の連続使用を推奨するものではありません。

この記事では、20W・60Wの電気代、1か月の計算、定格Wと実際の電力使用量の違いを紹介します。

※31円/kWhは電気代を比較するための例示単価です。家庭ごとの契約料金とは異なります。

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電気あんかの電気代は1時間・8時間でいくら?

まず、20Wと60Wを一定の消費電力で使用した場合の金額を比べます。

使用時間20W60W
1時間0.62円1.86円
2時間1.24円3.72円
4時間2.48円7.44円
6時間3.72円11.16円
8時間4.96円14.88円

※電気単価31円/kWh。20W・60Wで連続通電すると仮定した計算です。就寝中の使用を勧めるものではありません。

60Wは20Wの3倍の消費電力なので、同じ時間だけ一定の電力を消費すると、電気代も3倍です。

8時間では20Wが約5円、60Wが約14.9円となります。

ただし、電気あんかの温度調節が働く場合、実際の消費電力量はこの計算より少なくなることがあります。

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電気あんかを30日間使うと電気代はいくら?

毎日使用する場合、電気代は使用日数によって増えていきます。

ここでは20W・60Wの電気あんかを毎日同じ時間だけ使い、30日間続けたと仮定します。

1日の使用時間20W・30日間60W・30日間
1時間18.6円55.8円
2時間37.2円111.6円
4時間74.4円223.2円
6時間111.6円334.8円
8時間148.8円446.4円

※31円/kWh、1か月30日、指定W数を連続消費した場合の計算です。8時間の行は料金比較用であり、電気あんかを就寝中ずっと使用することを推奨するものではありません。

60Wで1日2時間なら月111.6円、4時間なら223.2円です。

布団を就寝前に暖める目的で使う場合は、実際に通電させる時間を確認すると、月額をより適切に計算できます。

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定格60Wなのに実際の電気代はもっと安いことがある?

電気あんかの電気代で注意したいのは、本体に表示されている定格消費電力と、温度調節を含めた実際の平均消費電力が異なることです。

60Wと書かれていても、使用中ずっと60Wを消費するとは限りません。

広電の平形電気あんかは定格60W

広電の平形電気あんか「VWH601H-PM」は、定格消費電力が60Wです。

一方、メーカー公表の1時間あたりの消費電力量は、温度設定によって次のように異なります。

温度設定1時間あたりの消費電力量1時間の電気代
強約5.5Wh約0.17円
中約3.2Wh約0.10円
弱約0.5Wh約0.02円
60W連続通電60Wh1.86円

※メーカー公表の消費電力量を31円/kWhで換算。公表値は所定の測定条件によるもので、使用環境によって変わります。

温度設定「強」の公表値を例にすると、1時間の電気代は5.5÷1,000×31=約0.17円です。

60Wを1時間連続通電した場合の1.86円とは大きな違いがあります。

これは、定格消費電力と、温度調節を含む一定時間あたりの消費電力量が別の数値だからです。

出典:広電(KODEN)|電気あんか製品情報

平均消費電力で計算すると月額も変わる

広電の上記製品について、「強」の標準消費電力量である1時間5.5Whを使い、2時間分の電力消費を計算すると、

5.5Wh×2時間÷1,000×31円=約0.34円

となります。

30日間なら約10.2円です。

一方、定格60Wを毎日2時間、30日間連続通電すると111.6円になります。

このように、定格Wだけで計算した金額と、メーカー公表の標準消費電力量で計算した金額には差があります。

ただし、標準消費電力量は一定の試験条件で測定された目安です。実際の布団内の温度や使い方によって変化するため、すべての家庭で同じ金額になるわけではありません。

20W・60W以外の電気あんかもある

電気あんかには平形、山形、ソフトタイプなどがあり、消費電力は製品によって異なります。

広電の製品情報には、定格15Wのソフトタイプや27Wの大判ソフトタイプも掲載されています。

そこで、15W・20W・27W・60Wを連続通電した場合の1時間の電気代も計算しました。

消費電力1時間の電気代2時間の電気代
15W約0.47円約0.93円
20W0.62円1.24円
27W約0.84円約1.67円
60W1.86円3.72円

※31円/kWhで計算。15W・27W・60Wはメーカー製品仕様にある出力例、20Wは比較用の計算例です。実際の平均消費電力とは異なる場合があります。

同じ電気あんかでも、消費電力は一律ではありません。

自分が使っている製品の型番やラベルを確認するのが確実です。

自宅の電気あんかの電気代を計算する

使用している電気あんかの消費電力、1日の使用時間、使用日数、電気単価を入力して、料金を計算できます。

20W・60W以外の製品でも、消費電力を自由に変更できます。

電気あんかの電気代計算ツール

電気あんかの消費電力と、1日の使用時間を入力してください。

数値を入力して「電気代を計算する」を押してください。

※入力したW数を連続消費する前提の試算です。実際の温度調節による停止時間は反映しません。就寝中の使用を勧めるものではありません。

安全上の注意:就寝前に布団を暖めたあとは、電源を切って電気あんかを布団から取り出してください。身体への長時間の接触は低温やけどの危険があります。

※このツールは入力したW数を連続消費する計算です。定格60Wを入力すると60W連続通電の金額になります。メーカー公表の1時間あたりの消費電力量が5.5Whなら、平均5.5W相当として入力できます。計算結果は就寝中の使用を勧めるものではありません。

電気あんかの電気代を計算する式

電気あんかの電気代は、一般的な家電と同じ計算式で求められます。

電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電気単価(円/kWh)

20Wを8時間で計算する場合

20Wは0.02kWです。

0.02kW×8時間=0.16kWh

0.16kWh×31円=4.96円

30日分に換算すると148.8円です。

60Wを8時間で計算する場合

60Wは0.06kWです。

0.06kW×8時間=0.48kWh

0.48kWh×31円=14.88円

30日分に換算すると446.4円になります。

ただし、いずれも8時間連続通電した場合の電力量の計算であり、電気あんかを身体に触れさせて一晩中使うことを推奨するものではありません。

就寝前に電気あんかを使うときの注意点

電気あんかは電気代が小さい製品もありますが、料金の安さだけで使い方を決めないことが重要です。

特に注意したいのが、低温やけどと電源コードの損傷です。

低温やけどを防ぐため就寝時は使用を止める

電気あんかは、熱いと感じにくい温度でも、同じ場所に長時間触れ続けることで低温やけどを起こす場合があります。

製品評価技術基盤機構(NITE)は、電気あんかで就寝前に布団を暖めたら、就寝時にはスイッチを切り、布団から取り出すよう注意を呼びかけています。

カバーやタオルで包んでいても低温やけどを防げるとは限りません。

電気あんかを身体に押し付けたり、足や膝に挟んだまま眠ったりしないでください。

出典:NITE|電気マット・電気毛布・電気あんかの事故

電源コードの傷みや異常発熱にも注意する

電気あんかの電源コードを強く曲げる、引っ張る、本体に巻き付けるといった扱いは、コードの損傷につながるおそれがあります。

コードやプラグの破損、異常な発熱、焦げ臭さなどに気づいた場合は使用を中止してください。

また、製品によって使用方法や温度設定が異なります。必ず取扱説明書を確認しましょう。

電気あんかとほかの暖房器具の電気代を比べる

電気あんかは布団を暖めるための製品であり、部屋全体を暖める暖房器具とは用途が異なります。

例えば60Wの電気あんかを1時間連続通電した場合の電気代は1.86円ですが、600Wのセラミックファンヒーターなら同じ条件で18.6円です。

これは消費電力による計算上の差であり、暖められる範囲や暖かさが同じという意味ではありません。

ほかの暖房器具の電気代については、足元ヒーターを1時間・8時間使った場合の電気代や、こたつを1時間・8時間・1か月使った場合の電気代も参考になります。

なお、電気あんかの実際の消費電力量は温度制御によって変わる場合があるため、比較するときは定格消費電力と平均消費電力を混同しないようにしましょう。

電気あんかは定格Wと実際の消費電力量を分けて考える

電気あんかの電気代は31円/kWhの計算例では、20Wで1時間0.62円、60Wで1.86円です。

8時間連続通電した場合は20Wで4.96円、60Wで14.88円になります。

ただし、温度調節付きの製品では、メーカーが公表する1時間あたりの消費電力量が定格Wよりずっと小さい場合があります。

電気代を計算するときは、製品の定格Wと実際の平均消費電力を区別することが大切です。

そして、電気代が安くても就寝中の長時間接触は低温やけどの危険があります。

布団を暖めた後は就寝時に電源を切り、電気あんかを取り出すなど、メーカーやNITEの注意に従って安全に使用してください。

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