💡魚1切れ=約80-100g。手のひらサイズ、1人前と覚えると便利
「スーパーの魚『1切れ』って、どれくらいが標準?」
そんな疑問、ありませんか?
焼き魚や煮魚で使う「1切れ」。
正確な量を知っておけば、買い物も料理も迷いませんよね。
📖 この記事でわかること
- 魚1切れの正確な量(g換算)
- 魚の種類別の重さ
- 焼き魚・煮魚の1人前
⏱ 読む時間: 約3分
👤 この記事はこんな人向け
- 魚の「1切れ」が分からない人
- スーパーで魚選びに迷う人
- 1人前の量を知りたい人
💡 関連記事:1人前はどれくらい? | 1丁(豆腐)はどれくらい?
魚1切れはどれくらい?【基本定義】

魚1切れ=約80-100g です。
これは切り身魚の標準サイズで、焼き魚や煮魚の1人前に相当します。
手のひらサイズ(縦10cm×横7cm程度)が目安です。
サイズ別の重さ一覧表
サイズ | 重さ | 大きさ(目安) | 用途 |
---|---|---|---|
小 | 60-70g | 小さめ手のひら | 子供用・お弁当 |
中(標準) | 80-100g | 大人の手のひら | 1人前の定食 |
大 | 120-150g | 手のひら大 | しっかり食べたい時 |
特大 | 150g以上 | かなり大きい | 2人でシェアも可 |
💡レシピで「魚1切れ」とある場合は中サイズ(80-100g)を指します。
視覚イメージで1切れを理解
身近なもので1切れ:
- 大人の手のひらサイズ
- 縦10cm×横7cm×厚さ2-3cm
- スマホ1台分の面積
魚の種類別:1切れの重さ

白身魚の1切れ
よく食べる白身魚:
魚 | 1切れの重さ | 厚さ | 特徴 |
---|---|---|---|
鱈(たら) | 約80-100g | 2-3cm | ふっくら厚め |
鯛(たい) | 約70-90g | 1.5-2cm | 薄め上品 |
カレイ | 約80-100g | 1-2cm | 平たい形 |
ヒラメ | 約60-80g | 1-1.5cm | 薄切り高級 |
メカジキ | 約100-120g | 2-3cm | ステーキ状 |
調理法:
- 鱈:鍋物・ホイル焼き
- 鯛:塩焼き・煮付け
- カレイ:煮付けが定番
赤身魚・青魚の1切れ
よく食べる赤身・青魚:
魚 | 1切れの重さ | 厚さ | 特徴 |
---|---|---|---|
鮭(さけ) | 約80-100g | 2-2.5cm | 最も標準的 |
ぶり | 約100-120g | 2-3cm | やや厚めで脂あり |
さば | 約80-100g | 2-2.5cm | 脂のり良い |
さんま | 約100-120g | 半身 | 1尾の半分 |
まぐろ | 約80-100g | 2-3cm | 刺身・ステーキ |
調理法:
- 鮭:塩焼き・ムニエル
- ぶり:照り焼き・塩焼き
- さば:味噌煮・塩焼き
料理別:1切れの使い方

焼き魚での使用
塩焼き(1人前):
- 魚1切れ(80-100g)
- 塩小さじ1/4-1/2
- 大根おろし・すだち添え
- カロリー:約100-200kcal
西京焼き(1人前):
- 魚1切れ(80-100g)
- 西京味噌床に2-3日漬ける
- 甘めの味付け
- カロリー:約150-250kcal
照り焼き(1人前):
- 魚1切れ(80-100g)
- たれ(醤油・みりん・砂糖)
- 照りを出す
- カロリー:約150-250kcal
煮魚での使用
煮付け(1人前):
- 魚1切れ(80-100g)
- 煮汁(醤油・みりん・酒・砂糖)
- 生姜で臭み消し
- カロリー:約150-200kcal
味噌煮(1人前):
- 魚1切れ(80-100g)
- 味噌ベースの煮汁
- さばが定番
- カロリー:約200-250kcal
ムニエル・フライでの使用
ムニエル(1人前):
- 魚1切れ(80-100g)
- 小麦粉・バター
- レモン添え
- カロリー:約200-300kcal
フライ(1人前):
- 魚1切れ(80-100g)
- パン粉・卵・小麦粉
- タルタルソース
- カロリー:約250-350kcal
1尾と1切れの関係

魚の部位と切り分け
中型魚(鮭・ぶりなど)の場合:
- 1尾:約2-3kg
- 3枚おろし→2枚の身(左右)
- 1枚を4-6切れに分割
- 合計:8-12切れが取れる
切り分けの目安:
- 頭側:やや大きめで脂あり
- 中央:最も美味しい部分
- 尾側:やや小さめ
小型魚(さんま・あじなど)の場合:
- 1尾:約100-150g
- 2枚おろし→半身で1切れ相当
- または1尾をそのまま使用
- 開きにすることも
調理後の重さ変化

焼き魚の場合
重さの変化:
- 生の状態:100g
- 焼いた後:約80g
- 減少率:約20%
- 水分が飛ぶため
栄養・カロリー:
- 鮭生100g:約133kcal
- 鮭焼き80g:約128kcal
- タンパク質は濃縮される
煮魚の場合
重さの変化:
- 生の状態:100g
- 煮付け後:約90-95g
- 減少率:約5-10%
- 焼くより減少少ない
栄養・カロリー:
- 煮汁を吸うため
- カロリーは煮汁分増加
- タンパク質は保持
生活シーン別【お弁当・定食・家庭料理】

お弁当での使用
焼き魚弁当:
- 魚1切れ(小)60-70g
- 小さめサイズが食べやすい
- 骨抜き推奨
- 冷めても美味しい鮭が人気
鮭弁当:
- 鮭1切れ(中)80-100g
- 塩焼きが定番
- ご飯によく合う
- 日本の定番弁当
定食での使用
焼き魚定食:
- 魚1切れ(中-大)80-120g
- ご飯・味噌汁・小鉢・漬物付き
- 総カロリー:約700-900kcal
- 和食の定番
煮魚定食:
- 魚1切れ(中-大)80-120g
- 煮汁多めで提供
- ご飯が進む味付け
- 総カロリー:約750-950kcal
家庭料理での使用
普段の夕食:
- 魚1切れ(中)80-100g×人数分
- 1人1切れが基本
- 野菜の副菜と組み合わせ
おもてなし料理:
- 魚1切れ(大)100-120g×人数分
- やや大きめで豪華に
- 盛り付けも工夫
刺身との比較

刺身1人前との違い
形態 | 重さ | 量・切れ数 | 用途 | カロリー目安 |
---|---|---|---|---|
切り身(加熱用) | 80-100g | 1切れ | 焼く・煮る | 100-200kcal |
刺身 | 70-100g | 5-8切れ | 生食 | 80-150kcal |
寿司ネタ | 1貫10-15g | 8-10貫 | 寿司 | 200-300kcal |
たたき | 80-100g | 薄切り10-15枚 | 半生 | 80-120kcal |
使い分け:
- 加熱用:脂がのって加熱向き
- 刺身用:鮮度が命
- 寿司ネタ:薄く小さく
- たたき:表面だけ焼く
よくある誤解・注意点

NG例:これは間違い!
重さの誤解:
- ❌ 魚1切れ=50g → 標準は80-100g
- ❌ どの魚も同じ重さ → 魚種やサイズで異なる
- ❌ 骨込みの重さ → 可食部の重さが基準
購入時の誤解:
- ❌ 小さい切れを選ぶ → 1人前は中サイズ
- ❌ 大きければお得 → 食べきれる量を
- ❌ 厚さ=重さ → 面積も重要
調理後の誤解:
- ❌ 焼いても重さ変わらない → 約20%減る
- ❌ カロリーも減る → g単位では濃縮される
- ❌ 煮魚は重くなる → 若干減る
正しい理解のコツ
基本の覚え方:
- 1切れ=約80-100g
- 手のひらサイズ
- 1人前の量
- 焼くと20%減
買い物のコツ:
- 中サイズを選ぶ
- 手のひらと比較
- 人数分+予備1切れ
- 新鮮なものを選ぶ
応用・関連換算【カロリー・栄養・価格】

魚別カロリー比較(1切れ100g)
魚 | カロリー | タンパク質 | 脂質 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
鱈 | 77kcal | 17.6g | 0.2g | 超低脂肪 |
鯛 | 142kcal | 20.6g | 5.8g | 高タンパク |
鮭 | 133kcal | 22.3g | 4.1g | バランス良 |
ぶり | 257kcal | 21.4g | 17.6g | 高脂質 |
さば | 202kcal | 20.7g | 12.1g | 脂豊富 |
さんま | 310kcal | 18.5g | 24.6g | 秋の味覚 |
価格の目安(1切れ)
白身魚:
- 鱈:150-300円
- 鯛:200-500円
- カレイ:150-350円
赤身・青魚:
- 鮭:150-300円
- ぶり:200-400円
- さば:100-250円
まとめ
魚1切れの基本を覚えよう:
- 約80-100gが標準
- 手のひらサイズ
- 1人前の量
- 魚種で若干異なる
実生活での活用ポイント:
- 焼くと約20%重さ減少
- 中サイズを選ぶのが無難
- 定食は1切れ80-120g
- カロリーは魚種で大きく差
重さ感覚を身につけるコツ:
- 手のひらと比較する習慣
- よく買う魚で基準を作る
- 調理後の変化を理解
- 鮭を基準(80-100g)に
覚えておきたい一言:魚1切れ=80-100g=手のひらサイズ=1人前!
これで、次から「魚1切れってどれくらい?」「何グラム買えばいい?」に困りません。
手のひらサイズの中サイズ、約80-100gと覚えておけば完璧ですね!
FAQ:よくある質問
Q1: 魚1切れは何グラム?
約80-100gです。
これは切り身魚の標準サイズで、スーパーで「中」と表示されているサイズです。
焼き魚や煮魚の1人前に相当します。
手のひらサイズ(縦10cm×横7cm程度)を目安にしましょう。
例:鮭1切れ(中)=約90g
Q2: 鮭1切れの重さは?
約80-100gが標準です。
鮭は最もポピュラーな切り身魚で、スーパーでは80-100gの中サイズが一般的です。
小サイズは60-70g、大サイズは120g以上です。
弁当用なら小、定食用なら中〜大を選びましょう。
例:鮭弁当=小サイズ70g、鮭定食=中サイズ90g
Q3: 焼くと魚の重さは変わる?
約20%減少します。
魚100gを焼くと約80gになります。
水分が蒸発するためです。
煮魚の場合は約5-10%減なので、焼くより減少は少なめです。
カロリーはg単位では濃縮されるので注意が必要です。
例:鮭生100g(133kcal)→焼き80g(実質は約128kcal)
Q4: 魚1切れは何人前?
1人前です。
魚1切れ(80-100g)は焼き魚定食や煮魚定食の1人前の量として計算されています。
子供やお弁当用なら小サイズ(60-70g)、しっかり食べたい人は大サイズ(100-120g)を選びましょう。
例:焼き魚定食=魚1切れ(中)90g=1人前