天気予報や大雨のニュースで「1時間に40mmの雨」と聞くことがあります。
40mmは、30mmと50mmのちょうど間くらいの数字です。
結論からいうと、1時間40mmは気象庁で「激しい雨」とされる範囲です。
体感では、バケツをひっくり返したように降る雨。
道路に大量の水が流れ、場所によっては水がたまりやすくなり、車の運転でも路面や視界への注意が必要になります。
また、水量にすると1時間40mm=1㎡あたり40Lです。
この記事では、1時間40mmの雨が実際どれくらいなのかを、道路・車・徒歩・水量、そして30mm・50mmとの違いからわかりやすく解説します。
1時間40mmの雨はどれくらい?早見表
| 項目 | 1時間40mmの目安 |
|---|---|
| 気象庁の表現 | 激しい雨 |
| 体感 | バケツをひっくり返したように降る |
| 徒歩 | 傘でもかなりぬれやすい |
| 道路 | 水がたまりやすくなる |
| 車 | 視界・路面に十分注意が必要 |
| 1㎡の水量 | 40L |
| 100㎡の水量 | 4,000L |
30mmよりさらに強く、50mmの「非常に激しい雨」にかなり近い雨量と考えるとイメージしやすいでしょう。
1時間40mmは「激しい雨」
30mm以上50mm未満の範囲
気象庁では、1時間雨量30mm以上50mm未満を「激しい雨」としています。
40mmはこの範囲のほぼ中間です。
人が受けるイメージとしては、バケツをひっくり返したように降る雨です。
普通のどしゃ降りより一段強い
1時間20mm以上30mm未満は「強い雨」で、体感はどしゃ降りです。
40mmになるとそこからさらに強くなり、単に「傘をさして歩きにくい」というだけでなく、道路や車への影響も意識したい雨になります。
1時間40mmは水にするとどれくらい?
1㎡なら40L
降水量1mmは、1㎡あたり1Lの水に相当します。
そのため40mmなら、
1㎡あたり40L
です。
| 面積 | 1時間40mmで降る水量 |
|---|---|
| 1㎡ | 40L |
| 10㎡ | 400L |
| 50㎡ | 2,000L |
| 100㎡ | 4,000L |
100㎡なら約4トン分
100㎡では4,000Lです。
水1Lを約1kgとして考えると、約4,000kg、つまり約4トン分になります。
2Lペットボトルなら2,000本分です。
しかも、それだけの水がわずか1時間で降ります。
▶ 1㎡(平方メートル)はどれくらい?畳・坪・帖・平米の違いが“感覚でわかる”完全ガイド
1時間40mmで道路はどうなる?
40mm級の雨では、短時間に大量の水が道路へ流れ込みます。
排水が追いつかない場所では、水たまりが急に大きくなったり、道路に水が流れたりすることがあります。
特に注意したいのは、
- アンダーパス
- 周囲より低い道路
- 地下への入口
- 側溝の近く
- 排水の悪い道路
などです。
ただし、40mm降れば必ず道路が冠水するわけではありません。
実際の状況は、排水能力や地形、それまでに降った雨などによって変わります。
1時間40mmで車を運転するとどうなる?
高速走行では路面の水に注意
40mmは、気象庁が「激しい雨」とする30mm以上50mm未満の範囲です。
この雨量では、高速走行時にタイヤと路面の間へ水膜ができ、ハイドロプレーニング現象が起こる可能性があります。
速度を出したまま走るのではなく、路面や視界に合わせた慎重な運転が必要です。
50mmに近づくとさらに危険度が上がる
1時間50mm以上になると、気象庁の区分は「非常に激しい雨」へ変わります。
この段階では、車の運転は危険とされています。
40mmはその直前の雨量なので、さらに雨が強まる予報なら早めに移動を終えることも考えたいところです。
1時間40mmで徒歩はどうなる?
40mmの雨では、傘をさしていてもかなりぬれやすくなります。
雨粒の量が多く、地面からの跳ね返りも強いため、靴やズボンだけでなく服全体がぬれやすくなります。
さらに風が強い場合は、傘で雨を防ぐことが難しくなることもあります。
短い距離でも「雨が弱まるまで待てないか」を考えたい強さです。
30mm・40mm・50mmでは何が違う?
| 1時間雨量 | 気象庁の表現 | 主なイメージ |
|---|---|---|
| 30mm | 激しい雨 | バケツをひっくり返したような雨 |
| 40mm | 激しい雨 | 30mmより水量が約33%多い |
| 50mm | 非常に激しい雨 | 滝のように降る |
30mmと40mmは同じ「激しい雨」の区分ですが、水量には差があります。
1㎡あたりでは、30mmが30L、40mmなら40Lです。
つまり40mmは30mmより約33%多くなります。
一方、50mmになると区分そのものが「非常に激しい雨」へ変わります。
▶ 降水量30mmはどれくらい?バケツをひっくり返した雨・道路・車への影響を解説
▶ 降水量50mmはどれくらい?滝のような雨・傘・車への影響を体感で解説
1時間40mmと24時間40mmは同じ?
総水量だけなら、どちらも40mmです。
しかし雨の集中度が違います。
1時間40mmなら、その40Lが1㎡ごとにわずか60分で降ります。
24時間40mmを単純平均すると、1時間あたり約1.7mmです。
実際には均等に降るわけではありませんが、同じ40mmでも短時間に集中するほど道路や排水への負担が大きくなりやすいことが分かります。
1時間40mmなら必ず災害になる?
40mmという数字だけで、必ず災害が起きると決まるわけではありません。
影響は、
- それまでの総雨量
- 雨が続く時間
- 土地の高さ
- 河川や水路の状態
- 地盤の状態
- 排水能力
などによって変わります。
そのため大雨時には、1時間雨量だけでなく、気象庁の警報やキキクル、自治体の避難情報なども確認することが重要です。
1時間40mmの雨についてよくある質問
1時間40mmはかなり強い雨ですか?
はい。気象庁では1時間30mm以上50mm未満を「激しい雨」としており、40mmもこの範囲に入ります。
1時間40mmは1㎡で何リットルですか?
40Lです。100㎡なら4,000Lになります。
40mmの雨で道路は冠水しますか?
必ず冠水するわけではありません。ただし短時間に大量の水が降るため、排水の悪い場所や低い道路では水がたまる可能性があります。
40mmの雨で車を運転できますか?
一律に運転できない雨量ではありませんが、激しい雨で視界や路面状況が悪くなります。高速走行ではハイドロプレーニングにも注意が必要です。
40mmと50mmではかなり違いますか?
40mmは「激しい雨」、50mm以上は「非常に激しい雨」です。50mmになると気象庁では滝のように降る雨とされ、車の運転も危険とされています。
まとめ|1時間40mmは50mm直前の「激しい雨」
- 1時間40mmは気象庁で「激しい雨」
- 体感はバケツをひっくり返したような雨
- 1㎡あたり40Lの水が降る
- 100㎡なら4,000L
- 道路に水がたまりやすくなる
- 車では視界や路面状況に注意が必要
- 30mmより水量は約33%多い
- 50mmになると「非常に激しい雨」に変わる
1時間40mmは、30mm以上の激しい雨の中でも50mmに近く、道路や車への影響を強く意識したい雨量です。
大雨の際は雨量の数字だけで安全を判断せず、気象庁や自治体の最新の防災情報を確認してください。
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